
ストレスが長引くと脳でも慢性炎症が起こり、
幸せホルモン「セロトニン」が減る。
うつと慢性炎症――。
これが、「モノアミン仮説」です。
「セロトニン」は、起きている間にたくさん分泌され、頭をスッキリとし心のバランスを整えてくれます。
そのため、うつ病の薬は、これらを増やす働きをするものが使われてきました。
たとえば、現在もっとも使われている抗うつ薬のひとつである「SSRI」は、正式名称を「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」といいます。
ただ、この「モノアミン仮説」は、あくまでも「仮説」であって、「なぜ、うつ病になるのか」は、じつはいまだはっきりしていません。
そもそも「SSRI」などの薬を飲むと、セロトニンはすぐ増えるのに、全員がうつ病がよくなるわけではない、よくなる人もすぐに効果が出るわけではなく、数週間のタイムラグがあるということが以前から指摘されていました。
そんななか、注目されているのが、
長引くストレスが脳に炎症を起こし、うつ病を引き起こしているのではないか
という「慢性炎症仮説」です。
「体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! より」
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それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
ビタミンB12について?
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