9月20日 敬老の日★60歳はなぜ「還暦」なのか

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920日 敬老の日
60歳はなぜ「還暦」なのか
 
「還暦」とは文字どおり「生まれたときの暦=干支にもどる」という意味です。
干支というのは「甲・乙・丙・丁……癸」の十干と、「子・丑・寅・卯……亥」の十二支のことで、両者を組み合わせて年を表わします。
たとえば平成元年は、「己巳」の年です。
 
その方法はまず十干の最初の「甲」と、十二支の最初の「子」を組み合わせて「甲子」とし、次は「乙」と「丑」で「乙丑」、その次は「丙」と「寅」で「丙寅」というように順次繰り返していきます。
そうすると「甲子」の組み合わせがめぐってくるのは61回目です。
つまり「甲子」の年に生まれた人は満60(数え年61)になったとき、また「甲子」の年を迎えます。
そこで満60歳を「還暦」といい、生まれた年に戻るということは、すなわち赤ん坊に帰ることですから、還暦を迎えると赤ちゃんのように赤い着物を着て、お祝いをします。
「知識の暦 今日の雑学 より」
 
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近年、日本人の死因の上位を占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの成人病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多く摂るようになった事に起因すると言われています。
つまり、長生きしたければ、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、その為に動物性食品の全てを控えると、益々ビタミンB12を摂取できなくなる恐れが出てきます。
最近の傾向として、動物性食品は悪者で、植物性は良いというイメージで判断される方が多くなっていますが、菜食主義を信奉するベジタリアンが栄養失調になったり、動物性蛋白質を摂らない事から、ビタミンB12が摂取できないで、脳のビタミンとしての作用が全く欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
また、糖尿病の場合もB12B6葉酸の吸収が阻害されるので、これらのビタミンを摂るようにしたいものです。
 
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12と言えば悪性貧血、悪性貧血と言えばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経のビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調手足の痺れ・麻痺・痛みなどはもちろん、中枢神経脳・脊髄の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。

ビタミンB12は、水溶性でありながら親油性をあわせ持ち、他の水溶性ビタミンが入り込むことの出来ない体の各所に浸透します。

ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。

ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
 
◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
 
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
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