やればできるのにやらない人

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やればできるのにやらない人
 
前頭葉を鍛えるときには、状況に対して、より速く判断できる、的確な対応が考えられるという、いわばテクニックの部分を鍛えるのももちろん大切ですが、それ以前に重要なことがあると考えています。
それは、指令を出し続ける体力を高めることです。
 
どんなに速く、的確な組み立てを考えられる人でも、たまにしかその能力を発揮できないのでは、何にもなりません。
サッカーにたとえて考えてみると、どんなに有能な司令塔でも、90分のうち5分しか活躍できなかったら、実戦では役に立たないでしょう。
ともかく90分間ゲームをつくり続けられる司令塔のほうが役立つはずです。
 
前頭葉が指令を出し続けられなくなったとき、次に人間を動かすのは感情系の要求です。
つまり、面倒なことはしたくない、楽をしたい、人任せにしたいという、脳のより原始的な欲求に従って動いてしまいます。
結果的に、前頭葉の体力が落ちてくると、やればできるのにやらない人、自分を律して主体的に行動するよりも、人から命令されなければ動かない、感情系の要求に従ってダラダラ過ごす時間の長い人になってしまいます。
 
それより、人から言われなくても自分から行動し、その状態を持続できる、感情的に困難な問題があってもそれを抑えて行動し続けられるという人の方がずっといいはずです。
そういう人は活躍の機会も多く与えられるので、その中で判断力や行動を組み立てるセンスも磨かれていきます。
結果的に、社会で長く活躍できる人になります。
「脳が冴える15の習慣 より」
 
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最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。「栄養成分バイブルより」
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳に栄養、休息、ゆとりを与えるビタミンB12
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12