パソコンよりも手書きの日記帳が脳にいいワケ

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パソコンよりも手書きの日記帳が脳にいいワケ
 
最近は、ネットのブログやミクシィなどのSNSを日記代わりにしている人が少なくありません。
プログやSNSに文章を書くのは、いい頭の体操になります。
文章を組み立てるのは、頭をかなり使う作業であり、いろいろ文章を考えるうち、自然と頭を鍛えられるからです。
 
ただし、日記をつけるのであれば、手書きのほうがなおいいです。
ペンで文章を書くと、パソコンのキーポードを叩くよりも、はるかに脳への刺激になるからです。
 
ペンで書く作業と、パソコンのキーボードを叩く作業は、根本的に違います。
ペンでいろいろ字を書くという作業は、キーボードを叩くよりもずっと複雑です。
その複雑な手の動きが、脳の刺激となります。
 
また、手で文字を書く作業は、キーボードで漢字を打ち出す作業よりも、綿密な作業です。
記憶が曖昧だと、漢字を書くことができないからです。
曖昧なときは、漢和辞典をひいて、ようやく書くことができます。
 
それは面倒な作業ではありますが、緻密さが要求される作業であり、脳を鍛えるとともに、記憶としても定着しやすくなります。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
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