ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step4

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ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step4
 
ボケ防止のために、考案した「頭の体操」をご紹介しましょう。
各設問につき30秒以内で答えてください。
面倒でも紙と鉛筆(ペン)を用意して、書いた方が効果があります。
 
Step4
1.     猫・猪・虎・竜。干支の中にいない動物は?
2.     2010年は皇紀何年になりますか?
3.     コレステロールは低ければ低いほどよい」というのは本当ですか?
4.     難読語。「只管」は何と読むでしょう?
5.     2010年にワールドカップが開催された南アフリカ共和国最大の都市といえば?
6.     162乗はいくつですか?
7.     黒澤明の映画のタイトルを3つあげてください。
8.     91×54=?
9.     95÷19=?
10.  コインを5回投げたときに、すべて表になる確率は?
11.  「人生万事○○が馬」。さて「○○」に入る言葉は?
12.  外国の地名「馬達加斯加」。さて何と読むでしょう?
13.  110までの数をすべて足すといくつになりますか?
14.  谷崎潤一郎の名作「細雪」。さて主人公の蒔岡家は何人姉妹?
15.  滋賀県と隣接する県は何でしょう?
16.  ヒット曲「高校三年生」を歌った歌手は誰でしょう?
17.  20世紀初頭、華厳の滝で投身自殺した旧制一高の学生といえば?
18.  江戸時代の病気「江戸患い」とは、江戸の富裕層が白米を主食にし始めたことによるビタミンB1欠乏症。この現代の病名は?
19.  中部地方には県がいくつありますか?
20.  15個のみかんを5人で分けました。もらったみかんの数は全員違います。どのように分けたのでしょうか?
21.  九九の3の段の答えをすべて足すといくつ?
22.  ニューヨークの朝8時。東京は何時?(サマータイムは考慮しない)
23.  「○○の川流れ」。さて「○○」に入る言葉は?
24.  最近の医療で重要視される「エビデンス」とは何のことですか?
25.  90×70=?
26.  55日は「○○の節句」。「○○」に入る言葉は?
27.  日清戦争が起きたのは何年でしょう?
28.  モーツァルトの生まれた町は何でしょう?
29.  福岡県大野城市の地名「雑餉隈」は何と読むでしょう?
30.  サンフランシスコはアメリカの東海岸でしょうか?西海岸でしょうか?
 
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Step4の答え>
1.    
2.     2670
3.     嘘。コレステロールが低いと癌による死亡者が増える。
4.     ひたすら
6.     256
7.     羅生門」「影武者」「乱」七人の侍」など
8.     4914
9.     5
10.  1/32(3.125%)
11.  塞翁
13.  55
14.  4
17.  藤村操
18.  脚気
19.  9
20.  12345
21.  135
22.  22
23.  河童
24.  科学的根拠、臨床結果
25.  6300
26.  端午
27.  1894(明治27)
29.  ざっしょのくま
30.  西海岸
 
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こうした簡単なゲームを行いますと、脳にインプット(入力)するだけではなく、アウトプット(出力)させることになります。
 
この「頭の体操」に限ったことではないのですが、頭にアウトプットをさせますと、脳内の「グリア細胞(神経膠細胞)を刺激します。
従来、このグリア細胞は、脳の神経細胞(ニューロン)につながっていて、神経のシグナル伝達を補助するだけの細胞だと考えられてきました。(「グリア」は「膠」の意味です)
 
しかし、1990年代に入って、このグリア細胞は、ただニューロンの補助をするだけではなく、独自にシグナル伝達を行い、またニューロンを制御する働きがあることがわかってきました。
ニューロンは一度破損すると再生できませんが、グリア細胞は、ニューロンよりはるかに数が多く、また自身を再生・分割することができるのが特徴です。
このグリア細胞が脳の機能に大きな働きをしているのであれば、学習によって能力をのばすことが期待できます。
 
このグリア細胞をコントロールできれば、将来的には、あるいはアルツハイマー病の抑制もできるようになるのかもしれませんね。
「ボケる人、ボケない人の生活習慣 より」
 
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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について