ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step8

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ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step8
 
ボケ防止のために、考案した「頭の体操」をご紹介しましょう。
各設問につき30秒以内で答えてください。
面倒でも紙と鉛筆(ペン)を用意して、書いた方が効果があります。
 
Step8
1.     「幽霊の正体見たり○○○○」。さて「○○○○」に入る言葉は?
2.     日本の推理小説の祖。「D坂の殺人事件」「怪人二十面相」などの著者は?
3.     外国の地名「巴奈馬」。さて何と読むでしょう?
4.     キリスト教が日本に伝来したのは何年ですか?
5.     円周率の定義は?
6.     ユーゴスラビアの国を3つあげてください。
7.     シャンソンの名曲「愛の賛歌」。歌った歌手は誰でしょう?
8.     935÷5=?
9.     九十九里浜」は何県にあるでしょう?
10.  パスカルの有名な台詞「人間は考える○である」。
11.  世界一乗降客が多い駅は?
12.  西暦2014年は平成何年に相当しますか?
13.  「言語にとって美とはなにか」「共同幻想論」などで知られる思想家・詩人といえば?
14.  バターより植物性のマーガリンの方がよい。嘘でしょうか?本当でしょうか?
15.  31014÷9=?
16.  ソビエト連邦のスパイとして戦時中の日本で諜報活動を行った人物は誰でしょう?
17.  「能ある○は爪を隠す」。さて、「○」に入る言葉は?
18.  名画「ラス・メニーナス」を描いた画家は?
19.  「桜桃忌」とは何の日ですか?
20.  2010年に生誕200年を迎えた「ピアノの詩人」といえば?
21.  世界一大きい湖といえば?
22.  田沢湖は何県にあるでしょう?
23.  73375=?
24.  世界三大美女」とは誰のことですか?
25.  オーストラリアの首都は?
26.  現在活動している火山の名前を3つあげてください。
27.  24÷48÷4315。●に入る記号は?
28.  動物の名前です。「海驢」は何と読むでしょう?
29.  ピンホールカメラを用いたという説もある17世紀オランダの風俗画家は?
30.  日本の3大随筆といえば?
 
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Step8の答え>
1.     枯れ尾花
2.     江戸川乱歩
3.     パナマ
4.     1549
5.     円周÷直径
8.     187
9.     千葉県
10. 
11.  新宿駅
12.  26
14.  マーガリンはトランス脂肪酸が含まれているため、海外では規制が始まっている。
15.  3446
17. 
18.  ベラスケス
19.  太宰治の誕生日(遺体が発見された日)
22.  秋田県
23.  808
24.  クレオパトラ楊貴妃小野小町(海外では3番目はヘレネ)
25.  キャンベラ
26.  浅間山雲仙岳桜島など
27.  ×
28.  あしか
30.  枕草子」「方丈記」「徒然草
 
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こうした簡単なゲームを行いますと、脳にインプット(入力)するだけではなく、アウトプット(出力)させることになります。
 
この「頭の体操」に限ったことではないのですが、頭にアウトプットをさせますと、脳内の「グリア細胞(神経膠細胞)を刺激します。
従来、このグリア細胞は、脳の神経細胞(ニューロン)につながっていて、神経のシグナル伝達を補助するだけの細胞だと考えられてきました。(「グリア」は「膠」の意味です)
 
しかし、1990年代に入って、このグリア細胞は、ただニューロンの補助をするだけではなく、独自にシグナル伝達を行い、またニューロンを制御する働きがあることがわかってきました。
ニューロンは一度破損すると再生できませんが、グリア細胞は、ニューロンよりはるかに数が多く、また自身を再生・分割することができるのが特徴です。
このグリア細胞が脳の機能に大きな働きをしているのであれば、学習によって能力をのばすことが期待できます。
 
このグリア細胞をコントロールできれば、将来的には、あるいはアルツハイマー病の抑制もできるようになるのかもしれませんね。
「ボケる人、ボケない人の生活習慣 より」
 
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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について