年をとるほど光る魅力を手に入れる!
今の人たちは見た目も考え方もいつまでも若いけど、だいたい30代・40代を境に「もう若くないかも……」って思う場面に出くわすようになるはずです。
でもそれは、ある部分では事実だけど、ある部分では誤解でもあります。
なぜなら、からだの面から見ても「年をとることのメリット」は確かに存在するからです。
30代・40代のからだって、車にたとえると、中古車のようなものです。
実際に車を運転したことがない人にはわかりづらいかもしれませんが、新車ってエンジンがギシギシいうんです。
それが、バンバン走らせていくうちに中の接触部分もなめらかになってきます。
車における1年・2年が人間でいう10年・20年だとすると、30代・40代は、慣らし運転もすんで、2、3年たって、非常に調子がいいエンジンのような状態です。
そう考えると、30代・40代以降はいかにメンテナンスをするかの勝負になります。
どんなに元気な人でも、オイル交換をしないまま走りつづけるというのはきついわけです。
アクはたまりやすいし、老朽化しはじめている部分もあるわけですから。
これがからだでいえば、日々感じる不調ということです。
でもそれに対して、手入れがよければ、からだという車は「長もちする」だけでなく、非常にいい動きをするようになります。
30代・40代の車は、エンジンがこなれて使いやすくなっています。
それに加えて、乗りこなし方や車のクセもわかっています。
この車が苦手なことも、得意なこともわかっています。
さらに、こういう部分をこういうペースで交換してあげるといい、っていうこともだいたいわかってきます。
あとは、そのメンテナンスを日々いかに楽しくやっていくかだけなのです。
そこで、車を消耗させないようになるべく使わずにいると、いざ乗ろうとしたときに調子が悪かったり、大事な部分がサビて動かなかったりすることになります。
そうなると、あとはもう「どこで朽ち果てるか」って話になってしまうのは明らかでしょう。
付き合い方によって使い勝手のいい愛車にもなれば、廃棄寸前の車にもなってしまうわけです。
★疲れないからだをもつ人は、一生魅力的でいられる人
確かに、からだには年齢を重ねるごとにいろいろな変化が起きてきます。
疲れやすくもなります。
でもその疲労をただその場しのぎで解消していくだけでは、先は見えていると思います。
疲労からくる症状ひとつから、自分のからだの性質や変化をある程度見極められるようになれば、からだの問題が解決するだけでなくこころにもハリが生まれるし、年齢を重ねていくことを楽しめるようになります。
だからこそ、細々とした生活習慣も含めて、意識的にからだを動かしていきましょう。
自分がからだを動かしている、という感覚を忘れないようにしながら、日々デトックスすることが大事です。
年齢を重ねるということは、若いころのようなキャビキャビしたエネルギーいっぱいの状態を卒業し、経験豊かな時期を過ごすことによって、そこからしか生まれない魅力を育んでいくということです。
からだの変化を受け入れながら、「美しくあろう」という気持ちをもって日々小さな努力を積み重ねていけば、その結果は一目瞭然です。
その先の魅力が断然高まります。
人に「あら? 頭に白いものがちょっと……」といわれても、「これは侘び寂びよ」とかいえたら素敵でしょう。
それも、自分のからだと上手に付き合って、こころのエネルギーを人と分け合って、自分自身に充実感があるからこそいえることなのです。
「『疲れないからだ』のつくり方 より」
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ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
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