脳のエネルギー不足にご用心

イメージ 1
脳のエネルギー不足にご用心
 
朝食はパンとコーヒー、といった簡単なものを食べている人が多いでしょう。
しかし、朝食は1日に食べる食事の中でいちばん大切だといってもいいものです。
 
前日の夕食の時刻にもよりますが、24時間という1日の中で空腹になっている時間がいちばん長いのが、夕食から朝食までの時間です。
それだけ目覚めたときに、体が栄養を欲しているといえます。
 
寝ているのだから、そんなに栄養はなくてもいいと思われるでしょうが、寝ている間も体は休んではいません。
基礎代謝という言葉を聞いたことがあるはずです。
呼吸や体温調整など、わたしたちが生きていく上で欠かせない生活活動に費やされるエネルギーのことで、それは寝ている間も休んではいません。
そして、基礎代謝は、わたしたちの体が使っているエネルギーの約70%に達します。
 
寝ている間も働いている基礎代謝で失われたエネルギーを補うのが朝食です。
とくに脳にとって、栄養不足は致命的といってもいいでしょう。
朝は、ボーッとして考えがまとまらない、という経験はありませんか。
これは、脳のエネルギー、栄養不足が原因です。
 
脳の栄養不足の状態が頻繁に起これば、認知症を確実に呼び込みます。
食べものをとっていなければ、体を動かすことはできません。
体を動かさないでいると、堅くなって萎縮していきます。
脳も体の一部です。
同様のことが起こると思っていいでしょう。
 
栄養不足で脳が機能しなければ、認知症に進むことは十分に想像がつくでしょう。
100歳までホケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
詳細はこちらへ