インド人はアルツハイマー病が少ない

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インド人はアルツハイマー病が少ない
 
アメリカ人との比較ですが、インド人でアルツハイマー病になる人は4分の1だそうです。
高齢化の程度に差はありますが、4分の1という数字はかなりの差だと思います。
 
なぜインド人の人にアルツハイマー病が少ないのでしょうか。
それはインド人が常食するカレーに関係があるのではないかという研究があります。
 
カレー粉にたくさん含まれているのが、ウコンです。
カレーが黄色い色になるのはウコンによります。
そのウコンに、これまたたくさん含まれているのがクルクミンというポリフェノールです。
 
クルクミンを、アルツハイマー病を必然的に起こす実験用のマウス(Tg2576マウスといいます)に与えたところ、アルツハイマー病によって脳の表面に老人斑というシミができますが、この老人斑を30%減少させたという報告があります。
アルツハイマー病の進行を遅らせることができたというわけです。
 
アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβたんぱくが繊維状に結合し、さらに沈着して、神経細胞を殺してしまうために起こります。
クルクミンをアミロイドβたんぱくの溶液に加えると、繊維状に結合することが大幅に抑えられました。
さらに、繊維状になったアミロイドβたんぱくにクルクミンを加えると、繊維が分解しました。
 
クルクミンが、アルツハイー病の発症を抑えることがわかったのです。
 
クルクミンは、肝臓の働きを助け、悪玉コレステロールを減らすこともわかっています。
活性酸素を除去する働きもあります。
 
アルツハイマー病にカレーが効果を発揮する。
となると、インド人のアルツハイマー病が少ないのも納得がいきます。
カレーというと、カレーライスしか思い浮かびませんが、カレー粉を料理にもっと使うといいかもしれません。
サラダをはじめ、ちょっと薬味のように使ってみることをお勧めします。
食欲もわいてきます。
100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
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≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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