誰でも簡単に地球一周分歩くことができる

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誰でも簡単に地球一周分歩くことができる
 
私たちが普段している仕事や勉強を「歩くこと」にたとえて考えて見て下さい。
 
11時間だけ歩くとします。
 
成人の平均的な歩く速さは時速4キロメートルとされていますから、毎日4キロメートル歩く。
 
それを1ヶ月(30)間続けると120キロメートルになります。
 
最初から120キロメートル歩かなければいけないと考えると、大変な距離のように感じますが、11時間歩くだけなのです。
まったく大した距離ではありません。
 
ちなみに、少し先の長い話になりますが、それを30年間続けると、約43000キロメートル歩くことになります。
地球一周分を超える距離です。
 
つまり、私たちは、一見すると偉業のように思えることを、小さな課題を解決することの積み重ねによって簡単に成し遂げられるのです。
 
それを楽にできるか、苦しみながらするかは、いつも「11時間歩く」という小さな課題に分解して考えているか、それとも「月に120キロメートルも歩かなければいけない」という大きな全体像ばかりを見てしまうかにかかっていると思います。
 
やる気を起こすのが上手い人たちは、前者のように考える習慣が身についていて、いつも小さなやる気を出そうとしている。
それに対して、やる気を起こすのが下手な人たちは、後者のように考え、いつも大きなやる気を出そうとして苦労している。
 
そういう人に、次のようにお伝えしています。
 
「脳は、簡単なことをしようとしているときによく動くんです。簡単にできるということは脳にとって快ですから、それを得ようとして、体が動く、思考が働く。反対に、自分ができそうもないと思っていることに対する意欲は起こしようがありません。だから、いつも簡単な課題を一つだけ目の前に置くように心がけて下さい。どんなに大変な仕事でも、細かく分解すれば、一つ一つの課題小さくなりますよね。そり小さな課題の解決を積み重ねて、結果的に大きな仕事を成し遂げられれば、大きなやる気がある人の仕事ぶりに見えるものだと思います」
「脳から自分を変える12の秘訣 「やる気」と「自信」を取り戻す より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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