自称“不眠症”の8割は生活の乱れ ただの不眠と不眠症の違い

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自称“不眠症”の8割は生活の乱れ ただの不眠と不眠症の違い
 
 日本人の5人に1人が
眠れないと悩んでいる!
 
不眠の症状は、大きく4つに分かれます。
 
1 入眠障害・・・寝つくまでに30分以上かかる。
2 中途覚醒・・・夜中に何度も目が覚め、再び寝つくのが難しい。
3 早朝覚醒・・・朝早く目覚めてしまい、また寝ようとしても眠れない。
4 熟眠障害・・・眠りが浅く、睡眠時間のわりにぐっすり眠れた感じがしない。
 
日本人の5人に1人は、睡眠に何らかの問題を抱えているといわれ、なかには14の症状を複合的に持っている人もいます。
 
もちろん、悩みごとや環境の変化が原因で眠れなくなることは、誰にでもあるものです。
日中の活動が支障なくできているなら、不眠症ではないので心配ありません。
 
ただし、症状が1ヶ月以上続いている場合や、1ヶ月未満でも日常生活に支障がある場合は、すぐに医師の診断を受けたほうがいいでしょう。
1ヶ月以上続く長期不眠の背後には、糖尿病、心不全膠原病といった内科的な病気や、うつ病強迫性障害などの精神的な病気が潜んでいる恐れがあります。
 
また、けっこう寝ているはずなのに疲れがとれず、起きたときの頭痛や日中の眠気がひどいという人は、「睡眠時無呼吸症候群」かもしれません。
 
<寝ているのに昼間眠いなら睡眠時無呼吸症候群かも>
 
 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中、10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上繰り返され、日中に強い眠気などに襲われる病気です。
日本にはSASの潜在患者が約300万人いるといわれていますが、治療を受けているのは20万人程度にすぎません。
 
SASになると集中力が落ちてミスが増え、居眠りによる交通事故は健康な人の3倍に。
いつも酸素不足で眠っているため心臓や血管に負担がかかり、心筋梗塞脳梗塞のリスクも上がります。
 
その原因の第一は、肥満により喉の周囲に脂肪がついて気道を圧迫すること。
ただ、やせていても顎が小さい人や後ろに引っ込んでいる人は要注意です。
 
SASは自分では気づきにくいもの。
身近な人に息が止まっていないかチェックしてもらいましょう。
SASになると大いびきをかくことが多く、呼吸とともにいびきも止まるので、第三者にはよくわかります。
1人暮らしならICレコーダーで寝息を録音し、早送りできいてみては?
まれに、いびきをかかないタイプもあります。
日中の眠気が激しい場合は、必ず医療機関を受診してください。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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