人も歩けばストレスに当たる すべてのものがストレッサーになる
暑さ、寒さ、痛み、昇進や結婚も
ストレスを引き起こす
ストレスを引き起こすきっかけとなる刺激を「ストレッサー」といいます。
人間関係のトラブルや仕事でのプレッシャー、将来への不安など、心理的な要因を浮かべる人が多いようですが、それだけではありません。
また、昇進や結婚のような喜ばしいはずの出来事がストレスを生む場合も少なくありません。
要するに、私たちを取り巻くすべての現象がストレッサーになりうるのです。
ストレッサーによる刺激が強すぎたり、長く続いたりすると、自律神経や免疫機能に変調が現れます。
今の日本は超ストレス社会。
長引く不況の中、大企業でもリストラが相次ぎ、原発事故や異常気象の影響もあってストレッサーは増える一方です。
生きている限り、誰もがストレスと無縁ではいられないのだと覚悟して、ストレスに強い心と体をつくっていきましょう。
<ストレス性胃潰瘍はひと晩でもできる>
ストレスという概念を最初に唱えたのは、カナダのハンス・セリエという生理学者で、1935年のこと。
以来、ストレスが体に及ぼす影響について、さまざまな研究が行われてきました。
たとえば、マウスを使った実験で、首から下を水に沈めておくと、たった数時間で胃潰瘍ができてしまいます。
胃壁の細胞は、ストレス反応がすぐ出やすいのです。
2週間後に生還した2匹も、胃に穴があきかけ、肝臓や肺も傷ついていました。
狭い水槽に閉じ込められ、無重力状態に耐え続けた肉体的ストレスが原因です。
また、心理的なストレスだけで病気になることも、実験で証明されています。
マウスに電気ショックを与えると、それを透明な壁越しに見聞きしていただけの電気を流されていないマウスまで、胃潰瘍になってしまうのです。
「15歳若返る錆ないカラダのつくりかた より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
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