フルーツは食べ方を間違えると、かえって老ける

イメージ 1
フルーツは食べ方を間違えると、かえって老ける
 
フルーツといえば、一般にカラダにいい食材の代名詞のようにいわれています。
 
若々しさを保とうと意識的にフルーツをたくさん食べている人や、ダイエットを兼ねて、朝食や昼食の代わりにリンゴを丸ごと1コ食べている人は、実際、ときどきいらっしゃいます。
 
確かに、フルーツにはビタミンCやカリウムなどが豊富なので、毎日食べるのはよいことです。
しかし、そんなフルーツでも、食べ方を間違えると、むしろカラダを老けさせる原因になってしまうので、注意が必要です。
 
フルーツがカラダを老けさせる原因になるのは、糖類を多く含んでいるからです。
糖類が多いということは、摂取量に気をつけないと、当然太りやすくなります。
 
フルーツには主に、ブドウ糖、果糖、ショ糖(ブドウ糖と果糖が結合したもの)という、3種類の糖類が含まれていて、特に果糖はカラダの中で中性脂肪に変わる性質があります。
 
では、どうすればフルーツを食べても太らずに、栄養成分を効果的に体内で利用できるのでしょうか。
 
ここで、大事な注意点をふたつ挙げておきましょう。
 
まずは食べる量です。
フルーツの適量は、1200g程度です。
たとえばリンゴなら、半分で150g程度ありますから、11コだとすでに食べすぎです。
 
次に時間です。
フルーツはできるだけ朝か昼に食べ、夜は避けたほうがよい食材なのです。
なぜなら、夜は活動量が減っているうえ、脂肪をためやすくする遺伝子も活発化しています。
そのため食べたものがエネルギーとして消費されにくくなっています。
ですから、果糖が多いフルーツを夜食べると、脂肪になってしまう確立がアップするのです。
 
また、ひとつのフルーツを食事代わりにしてたくさん食べるのも、禁物です。
たとえば、何年か前に、リンゴダイエットやバナナダイエットなど、ひとつのフルーツばかりを食べ続けるダイエット法が流行りました。
 
ちなみに、糖類が多いフルーツといえば、桃、バナナ、マンゴー、パイナップル、メロンなどがあります。
見てわかる通り、基本的に甘いフルーツは糖類が多い傾向にあります。
こうしたフルーツは、食べすぎればどうしても太りやすくなります。
 
反対に、糖類が少ないフルーツには、ビワ、キンカン、イチゴ、ライチなどがあります。
これらは、前者に比べれば、太りにくいフルーツといえます。
 
ただし、糖類が少ないフルーツでも、たくさん食べれば同じことです。
くれぐれも食べすぎにはご注意を!
 
「老けない人は何を食べているのか より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
また、一般にビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!