ゴマの抗酸化力を、さらに引き出す食べ方とは

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ゴマの抗酸化力を、さらに引き出す食べ方とは
 
近年、カラダにいい食品として、ゴマの人気が高まっています。
 
ゴマがカラダにいいというのは周知の事実です。
 
ゴマには、リノール酸、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB群、ビタミンE、さらに食物繊維などが豊富に含まれています。
 
中でも注目すべきは、ゴマリグナンです。
 
名前からして強そうなこの物質は、抗酸化作用が高く、老化の進行を遅らせたり、がん予防にも役立つものとして、期待と注目が集まっています。
 
ですから、ゴマを毎日小さじ1杯程度食べ続けることは、老けないカラダのためにとてもよいと思います。
 
これだけ素晴らしい食材なので、ぜひ日々の食卓に取り入れていただきたいのですが、ゴマには難点がひとつ。
 
それは、種皮があるので消化吸収しにくい、ということです。
 
そこでおすすめなのが、ゴマを深煎りしたうえで、包丁で細かく刻んだり、すり鉢ですっていただく方法です。
 
ゴマを加熱すると、ゴマリグナンのひとつであるセサモリンという物質が分解され、より強い抗酸化力を持つセサモールに変わります。
また、刻んだりすることで種皮が壊れてきます。
つまり、煎ってから細かくすれば、抗酸化力はアップするうえに、消化吸収もしやすくなるのです。
 
 同じく抗酸化力に優れた緑黄色野菜のホウレンソウやサヤイゲンなどのゴマ和えは、とても抗酸化力の高いメニューです。
もう一品おかずがほしいときなどに最適なので、ぜひ食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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