ストレスから逃げるには「考え方」を変える

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ストレスから逃げるには「考え方」を変える
 
 何かの原因でストレスがたまったとしても、そのストレスを解消してやれば、気持ちは元に戻ります。
いつまでも引きずるのが、いちばんよくありません。
 
常にストレスが一杯の状態だと、ちょっとした新たなストレスが加わるだけで、食欲がなくなったり胃腸の具合が悪くなったり、眠れなかったりします。
ストレスがかかり続けている状態だと、抵抗力、免疫力も落ちます
 
しかし、簡単にストレス解消と言っても、それが普通にできていればうつにもなりません。
そこで、ストレス(正確には「ストレッサー」)を深刻に感じないようにするには、考え方を変えてやる必要があります。
 
「何が何でもストレスに強くなろう」と考えるのではなく、「自分はストレスを感じやすいから、リラックスする方法を考えよう」というふうに、心を持っていくのです。
 
ストレスを感じやすい人は、まず、「自分はストレスを感じやすい性格である」と自覚するところから始めてみましょう。
あまり真剣になると、ますますストレスを感じやすくなるかもしれませんが、この自覚がないと先に進みません。
 
その上で、「ストレスを感じにくくするにはどうするか」を考えましょう。
 
ここで大切なのは、「ストレスは誰でも感じるものであり、病気ではない」と、しっかり考えることです。
「自分はストレスを感じやすいからダメだ」ではなく、「感じやすくてもいいじゃないか」と考える。
 
開き直りのようですが、要は考え方を変えるということです。
「うつ」にならない習慣抜け出す習慣 より」
 
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新しい生活パターンへの対応、とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
ビタミンB12の働き
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