結局は「腸」がポイントになる
炭水化物と一緒に摂ると効果的!
炭水化物は、米などの穀類、パンやうどん、イモ類に豊富に含まれています。
必要なものではありますが、摂りすぎると栄養はかたよります。
結局のところ、バランスの取れた食事を心がけるということなのです。
なお忙しい現代人におすすめなのが、バナナです。
消化も良く胃にも優しいので、それこそ「朝に1本」というのは、いろいろな面で非常に効果的です。
しかし、バランスよく食べ、規則正しく生活できている人は、意外と少ないものです。
結局は「腸」がポイントになる
体内のセロトニンの大半は、腸にあります。
腸を整えればセロトニンも整い、自律神経も安定します――基本はここにあるでしょう。
そうなると便秘や下痢などになりやすいのです。
また一方で、逆に脳内のセロトニンも腸内環境へ影響を与えています。
脳がストレスを感じると、脳内のセロトニンの働きが鈍ります。
すると、セロトニンによって保たれていた自律神経の働きが乱れていきます。
交感神経が異常に働き、胃腸などの消化器官の働きを悪くするのです。
ストレスが続き、交感神経が強く働けば働くほど、消化器官の働きは弱くなります。
消化吸収力も低下し、腸内細菌にも悪影響を与えます。
脳内のセロトニンと腸内の細菌は、影響し合っています。
「腸は第二の脳」と言われるのもそのためです。
「「うつ」にならない習慣抜け出す習慣 より」
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仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
ビタミンB12の働き
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