飲み会でも心がける、血管強化メニュー

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飲み会でも心がける、血管強化メニュー 
 
血管の負担にならない、上手なお酒の飲み方
 
仕事をしていれば、飲み会や食事会でお酒を飲む機会も少なくないでしょう。
アルコールを分解して無毒化するのは肝臓の役目ですから、量によっては肝臓の負担になり、ひいては副腎を疲れさせます。
ただ、だからといってお酒の席をすべて断っていたら、仕事や人間関係に支障が出ることでしょう。
それにそもそも人といっしょにお酒を飲むのは、悪いことばかりではありません。
 
アルコールが入ると、酔いも手伝ってだれとでもフランクに話せるようになるので、人との距離が縮まります。
また、お酒を飲みながらワイワイ話せば、ストレス発散にもなるでしょう。
人間関係が良好になり、リフレッシュできれば、それは体にもよい影響を与えます。
 
100歳以上の人口が多いいくつかの地域を調べた、ある調査では、「お酒を適量飲む習慣がある」「地域住民同士のかかわりが深い」などを長寿の共通点としてあげられていました。
お酒を介したコミュニケーションは、心身によい影響を与えるという側面もあるのです。
 
大切なのは、血管の負担にならない上手なお酒の飲み方、おつまみの選び方を知っておくことです。
 
血管にやさしい「焼酎の梅干割り」
 
お酒を飲むときは、アルコールの摂取量が多くなり過ぎないように、お酒は水やお茶で割って飲みましょう。
またお酒と水を交互に飲むのもおすすめです。
アルコールを分解するときに必要な水分を補給しつつ、お酒の飲みすぎを防げます。
 
お酒は、ほとんど糖類が含まれない蒸留酒を選びます。
糖質のとり過ぎは、糖化の原因になり、血管をいためるからです。
 
蒸留酒に含まれるのは、焼酎やウイスキーウォッカ、ジンなどで、ビールや日本酒、ワインなどは糖質の多い醸造酒になります。
ビールは乾杯のときの1杯だけにして、あとは焼酎やウイスキーにシフトしましょう。
 
とくにおすすめなのが焼酎の水割りやお湯割りに梅干を加えた「焼酎の梅干割り」。
梅干に含まれる有機酸には、肝臓を保護して解毒機能を高める作用があります。
また、体はストレス過多になると酸性に傾くのですが、それを強力なアルカリ食品の梅干が正常に戻してくれるのです。
 
おつまみは「アサリ・枝豆・トマト」
 
おつまみを自分で選んで注文できるときは、血管によいメニューをセレクトするとなおよいでしょう。
次のような食材の入ったあっさりしたメニューがおすすめです。
 
●アサリ・イカ・タコ
アサリやシジミイカやタコにはタウリンという成分が多く含まれています。
このタウリンには、アルコールが分解されてできる有害物質のアセトアルデヒドの処理を助けたり、肝臓の細胞を保護したりする作用があり、肝臓の機能を高めます。
また、アルコールを飲んだときの心拍数の増加を抑える働きもあるので、飲み会のときには積極的にとりましょう。
アサリの酒蒸しやイカやタコのおさしみなどがおすすめです。
 
●枝豆・豆腐
おつまみの定番枝豆や冷奴ですが、実は、肝臓にとてもよい効果があります。
枝豆、豆腐に含まれる良質のたんぱく質は、肝臓の再生や修復をする働きがあるからです。
そのほか、アルコールが脂肪となって蓄積するのを防ぐコリンや脂肪燃焼を助けるレシチンも含まれているため、脂肪肝の予防や肥満予防にも役立ちます。
 
●トマト
トマトにはペクチンという食物繊維が含まれていて、体内の毒素を吸着して排出する働きがあり、腸・肝臓のデトックス機能を助けます。
また、トマトに含まれるアミノ酸や糖類にはアルコールの分解を促進して、二日酔い予防に効果があるという研究発表もあります。
飲み会のときには、トマトサラダやトマト煮込みなどを頼んでみてはいかがでしょうか?
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
 
また、アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンは、とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
「脳の栄養素」と呼ばれるレシチンを多く含んでいる食品の代表は「卵黄」です。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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