週1回のコンニャクで「うるおい肌」をキープ
週1回のコンニャクで「うるおい肌」をキープ
「うるおい肌」をキープしたい――それなら、コンニャクをたっぷり食べましょう。
それだけで、何かと乾燥しがちな肌が、ピチピチしたうるおいたっぷりの肌に生まれ変わるのです。
そもそも、なぜ年をとると、肌が乾燥しやすくなり、うるおいを失ってしまうのでしょうか?
一番の原因は、40歳頃から、肌の新陳代謝が落ちるから。
肌の表面には、角質層という細胞の層があります。
この角質層には水分が含まれています。
じつは、この角質層の水分こそが、肌のうるおいの正体です。
ところが困ったことに、この水分は蒸発しやすい、という欠点があります。
通常、角質層の水分は肌がうるおっている人であれば30%くらいになります。
この比率が30%以下になったのが、いわゆる「乾燥肌」です。
角質層には細胞と細胞の隙間をうめる「セラミド」という脂質があります。
セラミドは角質層の水分量の50%を占めています。
特筆すべきは、セラミドには、角質層にある水分が蒸発するのを防ぐ働きがあること。
40歳をすぎると、肌からうるおいがどんどん失われるのは、そのためです。
だから、うるおい肌をキープするためには、セラミドを補給すればいいのです。
もうおわかりのように、コンニャクには、セラミドを補給するのに最適な食材。
グリコシルセラミドは、米や小麦などにも含まれています。
コンニャクは、板コンニャクでも糸コンニャクでも構いません。
ただ、色はなるだけ「黒いもの」がよいでしょう。
コンニャクの「黒い部分」は、原材料である「こんにゃくいも」の皮の色です。
じつは、グリコシルセラミドは「こんにゃくいも」の皮に多く含まれているのです。
ですから、コンニャクを買うときは、コンニャクの色を比べるだけでなく、包装に表示されある原材料を必ず確認してください。
こんにゃくいもの原材料には、「乾燥(粉)いも」と「生いも」の2種類がありますが、おすすめは、断然「生いも」。
なぜなら、グリコシルセラミドが大量に含まれているからです。
というのも、皮が含まれているのは「生いも」だけだから。
「乾燥(粉)いも」は皮をむいて乾燥させたものなので、皮が含まれていません。
食べる量は、1週間で約300グラム(1袋)が目安です。
コンニャクをたっぷり食べるコツは、コンニャクがメインのメニューにすること。
たとえば、田楽(ゆでたコンニャクに味噌を塗ったもの)や、コンニャクステーキにすると、一度に1丁(1袋)を食べることができます。
コンニャクステーキは、板コンニャクをフライパンで焼き、塩コショウ味や「塩コショウ+七味唐辛子」「おろしニンニク+しょうゆ+食べるラー油」で味をつけるなどがあります。
味を濃いめにするのが、おいしく食べるコツ。
これなら、週に1度食べるだけで十分です。
板コンニャクを一口大にカットして油で炒め、削りかつおとしょうゆで味つけした土佐煮、唐辛子としょうゆで味つけしたピリ辛煮、糸コンニャクできんぴらにする、というような料理なら、一度に150グラム以上食べることができます。
これなら、1週間に2回以上食べるのがいいでしょう。
コンニャクは低カロリーのため、たくさん食べても太りません。
うるおいたっぷりの肌になるだけでなく、ダイエット効果も大きい点は、女性の心強い見方です。
肌だけでなく体型も若くなる――。
そのためにも、3カ月間を目標に、「週に1回、夕食でコンニャクを食べる」を習慣にしてみてください。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。
B1だけではありません。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
ビタミンB12について?
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