腸の粘膜を強くするビタミンDの働き

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腸の粘膜を強くするビタミンDの働き 
 
荒れてしまった腸粘膜を、もとの正常な状態に戻すにはどうすればいいのでしょうか。
そのためには、腸粘膜細胞同士を接着剤のようにしっかり結びつけるタイトジャンクションの形成が大切です。
 
このタイトジャンクションの結合を強くしてくれる作用があるのが、ビタミンDです。
 
タイトジャンクションの構造をつくっているものに、オクルディンクローディンというたんぱく質があります。
これらがガチッと組み合わさることで、腸の粘膜と粘膜が密にくっつき、有害なものが腸を通して体内に入らないようにガードしてくれるのです。
 
 この構造をつくるのに、ビタミンDが必要なのです。
 
逆にいえば、ビタミンDが不足していると、腸のタイトジャンクションがゆるくなって、リーキーガットを起こしやすくなります。
 
さらにいうと、リーキーガットと同じような症状が、脳にも起きているのです。
脳の関所のような役割をしている「血液脳関門」の構造にも、タイトジャンクションは存在しています。
 
脳のタイトジャンクションがゆるめば、「リーキーブレイン」状態となり、脳に対して有害なものが入ってきてしまうのです。
考えただけでも恐ろしいことではないでしょうか。
 
脳のタイトジャンクションの構造も、基本的に腸のタイトジャンクションと変わりません。
オクルディンとクローディンも存在します。
ですから、ビタミンDを摂取することで、よりタイトジャンクションを強固にすることができるのです。
 
脳のタイトジャンクションを強固にすれば、精神症状にもいい影響が起こります。
「うつ」などの精神状態にも、ビタミンDの摂取は効果的なのです。
 
※腸内細菌叢が変化をし、腸が炎症を起こし、腸の粘膜の目が粗くなることが「リーキーガット症候群」。
腸は本来、腸粘膜細胞がタイトに結びつき、異物や毒物を体内に入れないような構造になっています。
ところが腸が炎症を起こすと、腸の粘膜が傷つき、細胞と細胞をつなぐ接着剤の役割をしているタイトジャンクションがゆるみ、腸管内に穴が開く。
その穴から、本来は通してはならない未消化のたんぱく質やウイルスなどの有害物質を通してしまうのです。
この状態を「リーキーガット症候群(腸もれ症候群)」といいます。
「リーキーガット症候群」は、あくまでもその「現象」を指しているのであり、病名ではありません。
しかし、腸の透過性を増してしまうその現象が、いろいろな体調不良を引き起こしているのです。
「うつ」は食べ物が原因だった! より」
 
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寒暖の差、新しい生活パターンへの対応、とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。
気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。
とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。
しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
ビタミンB12について?
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