ピカピカ血管ライフ<昼10:00~腹式呼吸で血管をゆるめる>
- 腹式呼吸で血管をゆるめる
自律神経に支配されている機能のなかで、自分でコントロールできるのは呼吸だけです。
呼吸を操り、副交感神経を高めて毛細血管をゆるめましょう。
体に必要な栄養や酸素、成長ホルモンやメラトニンなどが体のすみずみまで血流にのって行きわたります。
腹式呼吸で横隔膜を大きく動かし、副交感神経のスイッチを入れましょう。
緊張したとき、カッとなったとき、眠れないときなどの場面で使えます。
<腹式呼吸の手順>
1.お腹を膨らませながら、ゆっくり鼻から息を吸う。
横隔膜が縮んでさがり、肺が膨らむのを感じる。
↓
2.お腹を絞るようにしっかりお腹をへこませながら、ゆっくり鼻から息を吐く。
横隔膜がゆるんであがり、肺から空気が押しだされるのを感じる。
※あおむけになり、お腹に手をあてて呼吸をすると、お腹が動いて腹式呼吸ができているかどうかがわかる。
- 横隔膜は自律神経センサー
横隔膜は腹部にある筋肉で、自律神経が集まっています。
腹式呼吸によって横隔膜に刺激を与えると、たかぶった交感神経をしずめ、副交感神経のスイッチを入れてリラックスできます。
出勤後、帰宅後など気持ちを切り替えたいときに行うのもいいですね。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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