ピカピカ血管ライフ<昼10:00~ストレッチで血流UP!>
- 正しい姿勢で筋トレしよう
仕事中も筋トレは可能です。
重力にさからって正しい姿勢をとることで赤筋(せききん)を鍛えることができるからです。
赤筋は毛細血管を多く含んでいるので、筋トレは毛細血管の健康を保つことにつながります。
ふとしたとき、背中を丸めて座っていませんか?
背筋を伸ばし、背もたれに寄りかからずに座りましょう。
パソコンの画面が目線とまっすぐになる位置に調整し、キーボードは肩にストレスがかからない位置に置きます。
立っているときももちろん、姿勢を意識することが筋トレになります。
開発にかかわった運動法「バレトン」では、足裏の親指の下、小指の下、かかとの3点に均等に重心を置いて体のバランスを整えます。
肩幅に足を開き、足裏全体が床から離れないよう、前後左右に体を倒してみてください。
頭から足裏までが一直線になるよう意識するのがポイントです。
- ストレッチで血流UP!
小休憩としておすすめしたいのは簡単なストレッチ。
ストレッチをして体の筋肉、とくに下半身の大きな筋肉を動かすと、毛細血管の血流が増え、ひねりを入れるとふだん動かすことが少ない筋肉周辺の毛細血管の強化にもつながります。
さらに、腹式呼吸とあわせて行うと血管をゆるめつつ血流をよくすることができます。
一つ目は上半身のストレッチです。
息を吐きながら、ゆっくりと首を前に倒しましょう。
次に、後ろに倒します。
続いて首をゆっくり大きく左に回し、反対の右回しも行います。
二つ目はお腹周りのストレッチです。
まっすぐ立ち、胸の前で組んだ両腕を持ちあげ、両肘を地面と平行にします。
息を吐きながら、胴体は正面に向けたままゆっくりと左にひねってキープ。
息を吸いながらゆっくり正面に戻し、右ひねりも同じように行います。
このストレッチは腹斜筋や腹膜菌も心地よく鍛えられるので、ウエストのくびれにも効果的です。
三つ目はももを伸ばすストレッチです。
軽く脚を広げて立ち、右ひざを曲げ、右手で右足の甲を持ちます。
前ももが伸びていることを感じながら数秒キープ。
右脚をおろし、左側も同じように行います。
体が安定しない場合は壁に手をついて行いましょう。
四つ目は脚を伸ばすストレッチです。
伸脚とも呼ばれるポーズですね。
軽く脚を開いて立ち、右膝を曲げて右へ踏みこみます。
そのまま左足を伸ばしましょう。
背筋を伸ばし、できればつま先を天井に向けます。
膝を完全に曲げなくても大丈夫です。
痛みのない、無理のない深さで行いましょう。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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