大人になったら、両親と本気でつきあってみよ

f:id:endokoro728:20201021163726j:plain

大人になったら、両親と本気でつきあってみよ

 

旅行に出かけた先で出会った人は、「とてもいい感じ」であることが多い。

旅先で親切にされるとうれしい。

その土地の人はみんないい人にみえる。

忘れがたい思い出になる。

だからといって、その土地に住んで、ずっとつきあうことになったら、必ずいろいろなぶつかりあいが起こってくるだろう。

 

表面的なつきあいのうちは、だれしも「いい人」なのである。

だから、「出会う」だけなら、すばらしい「出会い」はそこそこに転がっている。

新しい友達をつくることは実は簡単なのだ。

しかし、それを保つのは難しい。

長くつきあううちに、お互いの考えの違いもでてくるし、いい面ばかり見せられない。

口論もすれば行き違いもあるだろう。

そんなことをくり返しながら、いい関係を保っていけるか否か。

本当の「つきあい」になるかどうかの分かれ道だ。

 

百の出会いの中から、本当に親しく長くつきあえる人をつくれるか。

それは、「出会うかどうか」といった運や偶然ではなく、あなた自身の行動にかかっている。

 

若いうちはたくさんの新しい出会いを経験すればよいと思う。

出会い自体、美しく、人生を豊かにする。

もちろん年をとってからも、出会いは刺激的で大切なものだ。

たくさんの出会いの中から、長くつきあえる人とも出会える。

 

「私には深くつきあえる人がいない」と嘆いている人がいる。

そして、新しい出会いを求めてあちこちを渡り歩く。

その結果、「やはり私には……」と肩を落とす。

そういう人には、私は「もう一度、今までに出会った人を思い出してみてはどうだろうか」と提案したい。

そのなかには、あなたが本当に「つきあえる人」もいるはずだ。

新しい出会いをさがすために費やすエネルギーを、今までに出会った人との関係を深めるために使ってみる。

 

親子関係でも同じだ。

大人になってからあらためて、本気になって両親とつきあってみよう。

そうすると、子どものころとはまた違ったつきあいができる。

両親とあらためて「出会う」こともできる。

こうした「再出会い」をたくさん体験してみるのも、またいい。

「ほがらかに品よく生きる より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

 

寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12