たんぱく質は手のひらサイズで量れる
たんぱく質は手のひらサイズで量れる
肉や魚なら手のひらあたり20g
1日に必要なたんぱく質の量は標準で50~60g、多い人で90g程度になります。
1食にすると20~30g。
この必要量を満たすには、どんな食品にどれくらいのたんぱく質が含まれているかを知っておく必要があるでしょう。
とはいえ、食事のたびに食べ物すべてのたんぱく質量を計算することは不可能。
そこで把握しておきたいのが、食品1人分の分量と、そこに含まれるたんぱく質の量です。
この数値をざっくりとでも頭に入れておくことで、たんぱく質が足りているかどうか、献立を考える際の目安にすることができるのです。
例えば、Sサイズ(50g)の鶏卵1個、コップ1杯(200ml)の牛乳、小皿一皿分(100g)の豆腐には、それぞれ6~7g、ヒレステーキ1枚(100g)では約20gのたんぱく質が含まれています。
このように、普段よく食べる食材については、1人前あたりのたんぱく質量をあらかじめ頭に入れておくと便利でしょう。
一方で、調理されたりカットされている肉や魚の場合に基準となるのが、自分の手のひら。
トータルで手のひらと同じサイズになるのであれば重量は約100g。
含まれるたんぱく質は約20gと推測できます。
必要なたんぱく質が摂れているかどうかを大まかにでも把握し、足りない場合は適宜補う習慣をつけることが大切です。
目分量でわかるたんぱく質量
毎日摂りたいのは、肉類、魚介類、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品の五大食品群。
これらの食品にどのくらいのたんぱく質が入っているかを覚えておくと便利です。
手のひら片手分
◎動物性
肉類(100g前後) 16~20g
魚介類(100g前後) 16~20g
牛乳コップ1杯(約200ml) 6~7g
卵1個 約7g
◎植物性
豆腐1/3丁(約100g) 6~7g
豆乳コップ1杯(約200ml) 6~7g
納豆1パック(約50g) 約8g
油揚げ1枚(約30g) 約7g
「たんぱく質の話 より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン・活性酸素)が増えるといわれています。
また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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