子どもにとってもたんぱく質は超大事

f:id:endokoro728:20211126171921j:plain

子どもにとってもたんぱく質は超大事

 

自律神経を整えて心身の成長を支える

 

成長期の子どもにとっても、たんぱく質は非常に重要な栄養素です。

筋肉や骨の成長に欠かせないのはいうまでもなく、子どもの心の成長にも、たんぱく質が密接に関わっています

たんぱく質に含まれる必須アミノ酸には、精神を安定させる「セロトニン」や、やる気を引き出す「ドーパミン」といった脳内神経伝達物質の分泌を促す働きがあります。

これらの物質がきちんと分泌されることで自律神経のバランスが整い、心身の調子や睡眠リズムの安定へとつながるのです。

 

たんぱく質の働きを高めるには、朝食でしっかりとたんぱく質を摂取することが大切

筋肉の合成が促され、エネルギーの代謝が高まり、心身ともに活発に1日を過ごすことができます。

逆に、朝食を抜くことは、子供の成長にとって大きなダメージに

脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が供給されないために、記憶力や集中力を発揮することができなくなり、勉強の効率も悪くなります。

さらに、朝食を摂らない子どもは、炭水化物を摂り過ぎる傾向にあり、肥満になりやすいこともわかっています

 

子どもに必要なたんぱく質の摂取量は年齢によって大きく異なります。

大人のように体重1㎏の摂取量ではなく、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2015年版)」に示される年齢区分ごとの推奨量を目安にしましょう。

 

 

子どもに必要なたんぱく質摂取量

 

たんぱく質の摂取基準

 

1~2歳 男性推奨量(g/日):20 女性推奨量(g/日):20

3~5歳 男性推奨量(g/日):25 女性推奨量(g/日):25

6~7歳 男性推奨量(g/日):35 女性推奨量(g/日):30

8~9歳 男性推奨量(g/日):40 女性推奨量(g/日):40

10~11歳 男性推奨量(g/日):50 女性推奨量(g/日):50

12~14歳 男性推奨量(g/日):60 女性推奨量(g/日):55

15~17歳 男性推奨量(g/日):65 女性推奨量(g/日):55

出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)

 

 

朝ごはんにたんぱく質を必ず食べよう

 

きちんと子どもに朝ごはんを食べさせている家庭でも、その内容についても気を配りたいもの。

炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルは欠かせませんが、なかでも朝のたんぱく質摂取は特に重要です。

 

◎特に朝のたんぱく質摂取はマスト

 

朝のたんぱく質摂取はエネルギー代謝を助けたり、筋肉をつくったり、貧血を予防します。

プラスするなら手軽なものもOK!

さけ、卵、ツナ、ヨーグルト、チーズ

たんぱく質の話 より」

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

 

イタリアで、子供に完全菜食を強いる親に対し、禁固刑の罰則を与えるという変わった法案が議会に提出されました。

肉や魚を食べない人を菜食主義者の「ベジタリアン」と呼ぶのに対し、肉や魚だけでなく、卵、バター、はちみつなど、動物搾取による製品も食さない人を完全菜食主義者の「ビーガン」と呼んでいます。

 

つまり、イタリアでは、子供に肉、魚、卵などを与えないビーガンの親は、法律で罰せられるべきという議論が持ち上がっているのです。

なぜ、このような法が提案されるに至ったのでしょうか。

イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。

このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。

幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。

 

確かにお肉を食べなければ、ベジタリアンですが、ただそれだけでは、健康的なベジタリアンとは呼べません。

お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。

それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。

また、ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。

動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。

これだけは必ずしっかり毎日の食事に加えるようにしましょう。

 

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。

そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。

ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり

その結果若さにもつながることにもなります。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html

https://www.endokoro.com/

※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!

https://www.facebook.com/endokorob12