昼の習慣4.怒りが収まらないときは、階段を上り下り

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昼の習慣4.怒りが収まらないときは、階段を上り下り

 

腹わたが煮えくり返るような「怒り」を覚える瞬間は、仕事をしていれば当然ありますし、プライベートでも起こります。

 

しかし、「怒り」はなにひとつ恩恵をもたらしません。

爆発的な感情で乱れた自律神経は、およそ3時間は交感神経が異常に優位になったまま元に戻らないといわれています。

そして血管の収縮、血圧上昇、血糖値の上昇によって、ただ自分の血管と内臓が傷つき、ひいては健康と免疫力が損なわれるだけなのです。

また、血圧の上がりかたも激しいため、脳梗塞脳出血、心臓発作の引き金にもなり得ます。

 

周囲の人間にとっても不快でしかないそんな感情は、さっさと振り払ってしまいましょう。

 

 

まず、対話中の怒りであれば「ワンツー深呼吸」をし、ゆっくりと話をして、努めて冷静に相手と向き合いましょう。

そのあとで収まらない怒りは、身体を動かして整えます。

 

職場であれば非常階段に行き、1~2フロア分の上り下りを行いましょう。

ゆっくりとリズミカルな動作を繰り返し、副交感神経を働かせていきます。

激しく上ると交感神経を刺激してしまうので注意してください、

 

 

このほか、タッピングや癒しの音楽を聴くなど、怒りを鎮める方法はたくさんありますが、まじめな人、正義感の強い人ほど、なかなか怒りを手放せないことがあります。

 

そんなときは、自分の怒りを「自律神経のせい」にしてしまいましょう

自分の忍耐力の弱さや性格をなげく必要はありません。

感情は人間のホルモンや神経が生み出すものであり、怒りは自律神経の乱れが引き起こす歪みに過ぎないのです。

 

怒りに向き合って貴重な時間を費やすより、自分が楽しいと感じることに時間を費やしましょう。

「免疫力が10割 より」

 

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ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。

ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。

完全になくすということはできません。

避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。

 

カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。

ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。

オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。

 

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

 

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