<第3章>高カカオチョコレートが内臓脂肪を減らす

<第3章>高カカオチョコレートが内臓脂肪を減らす 

 

《1日25グラムを5回に分けて食べる》

 

カカオ成分70%以上のチョコレート(高カカオチョコレート)は、内臓脂肪を燃焼しやすくするために活用したい食材です。

 

高カカオチョコには「カカオプロテイン」という消化吸収の遅い、植物性たんぱく質が豊富に含まれています。

食物繊維も豊富に含まれているため、両方の栄養素の働きによって小腸からの糖質の吸収が緩やかになります。

血糖値の上昇も緩やかになって内臓脂肪がつきにくくなり、脂肪が燃焼しやすくもなります

 

また、高カカオチョコにとりわけ豊富に含まれる抗酸化物質「カカオポリフェノール」も大変有益です。

肝臓の機能を改善する働きがあり、1日に数回、少しずつ食べ続けることによって脂肪が燃焼しやすくなるということがわかっています。

 

ポリフェノールは体内にためておくことができないので、1回5グラム(小さいピース1枚)ずつ、5回に分けて食べるのがベスト。

少しずつ食べることで、血糖値の乱高下も防げます。

朝昼晩の食事の前、午前と午後に1回ずつのおやつで、合計25グラム食べるのがおすすめです。

 

甘いものを我慢しすぎるとストレスがたまり反動で大食いして脂肪をためやすくなるうえ、ドカ食いは糖尿病のリスクを高めることもあります。

ほのかに甘いチョコレートを少しずつ食べることで、ストレスの緩和にもつながるでしょう。

 

 

ポリフェノールの量がトップクラス

 

カカオ成分を70%以上含む高カカオチョコレートには「カカオポリフェノール」が多く含まれています。

このカカオポリフェノールには脂肪を燃焼させる効果があるため、ダイエット中の間食に最適です。

また、インスリンの働きを改善する効果もあり、血糖値の乱高下を防ぐ働きもあります。

 

◆食品100g当たりのポリフェノール含有量

 

すば抜けて多い!

  ↓

カカオ72%チョコレート 2,540mg

りんご 220mg

赤ワイン 180mg

コーヒー 59.5mg

 

ポリフェノールは体内にためておけないのでこまめにとる

小分けにすることで血糖値を上げにくくする

 

・脂肪を燃焼させる

・肝機能を改善する

・血糖値を下げる

コレステロール値を改善する

・脳を活性化させる

・イライラを抑える

「内臓脂肪の話 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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