第5章 湯船の中で、ふくらはぎを揉む

第5章 湯船の中で、ふくらはぎを揉む

ねぎらいと感謝を込めてマッサージ

 

お風呂に入るとリラックスして、体の力が抜けていきますね。

このときがマッサージをする絶好のチャンスです。

 

まず、しっかりと揉みたいのがふくらはぎです。

 

ふくらはぎは一生懸命に血管のポンピング運動をして、血流を良くするために働いてくれました。

一日の労働に対するねぎらいと感謝を込めて、じっくりと揉んであげてください。

 

マッサージのコツは、スネの骨と筋肉の間をしっかり押すことです。

 

正しいマッサージをすることによって筋肉がしなやかになり、筋肉が強くなります。

 

 

「ふくらはぎ」のあとは、ココをマッサージ

 

次に肩や首を軽く回しましょう。

 

いくら気をつけていても、背中が丸まるネコ背気味になっているものです。

胸を張って顎を引いて、背筋を真っ直ぐに伸ばしてみてください。

筋肉の疲れが抜けていきますね。

 

できるようなら、湯船に腹這いに入って膝を曲げ、腰を軽く反らす運動もしてみてください。

 

これは「オットセイ運動」といって、腰痛防止にとても効果があるポーズです。

お湯の中なら体が軽くなるので、ケガのリスクもありません。

「血管が強くなる習慣 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/