第2章 普段とは違う「頭の使い方」をする

第2章 普段とは違う「頭の使い方」をする

 

脳は使えば使うほど活性化していく器官です。

 

普段生活しているだけで私たちは脳を使っていますが、意外と同じような使い方しかしていません。

 

そこでおすすめしたいのが、普段とは違う頭の使い方を意識的にすることです。

 

普段まったくパズルをやらない人がパズルをやる

本を読まない人が本を読む。

本の中でも小説ばかり読む人なら、学術的な本を読んでみるとか、ラジオを聞かない人がラジオや音声配信を聞いてみるのもいいでしょう。

 

そのほか、英単語や漢字を覚える、集中してきれいな文字を書く練習をするなどもいいアプローチです。

 

普段とは違う脳の使い方をすることで、脳に適度な刺激を与え、リフレッシュすることができます。

 

じつはコロナ禍以降、「集中力が続かなくなった」「ぼんやりすることが多くなった」と訴える人は少なくありません。

 

コロナに感染した人だけでなく、一度も感染していなくても「コロナ過を経た後遺症」を訴える人も多いのです。

 

コロナ禍ではずっとマスク生活をしたり、周囲との距離感を気にしたり、人と会えなくなったり、オンラインのコミュニケーションが強いられるなど知らず知らずのうちにストレスを抱えてきました。

 

こうしたストレスを受け続けると、体の中では何かしらの炎症、反応が起こっています。

そして、今でもその積み重ねが体の中に残っている状態です。

 

結果、集中力が続かなかったり、ぼんやりしてしまうなどの症状が出ます。

 

そんなときの簡単な対策のひとつとして、普段とは違う頭の使い方をする。

あまり真剣になりすぎず、気軽に試してみてください。

「はじめる習慣 より」

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

https://www.endokoro.com/