初日の出の黄金色の光が免疫力を強化します
「初日の出」は、元日早朝の日の出をおがむことで、大海原の水平線や静まりかえった山並みのかなたに、光がさしはじめると、待っていた人たちの口から、いっせいに歓声があがります。
合掌する方もいれば、空に拡がりはじめた黄金色に輝く光を、両手で受けとめ、全身にこすりこむようなしぐさをする人たちもいます。
感きわまって、「ばんざーい!」と大声を張り上げてしまう人も少なくありません。
初日の出をおがむ人たちの表情は、満ちたりた幸せでいっぱいに見え、まだ明けきらない早暁の中に浮かんだ、顔という顔が、黄金色の光を受けて、まるで微笑仏のようです。
古くから、初日の出の光を体に受けると、日神の霊力によって、生命力が強化され、一年間を無事にすごせると信じられてきました。
初日の出信仰は古くからのもので、伊勢(三重県)の二見浦が有名です。
江戸の町人の間では、品川や芝浦、湯島、愛宕山などの海岸、または、高い所へ行って、初日の出をおがむ習慣がありました。
実は、初日の出に限らず、朝日の光を浴びると、脳の中でセロトニンという幸せのホルモンの濃度が上昇するのです。
セロトニンには、病気に対する免疫力を強化する働きのあることもわかっています。
初日の出は、年に一回しかおがむことができません。
その分、幸せ感がいっそう強くなるのかもしれません。
「長寿食365日 より」
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ビタミンB12なぜ体にいいのか?
ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめといえます。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12