七草がゆ、冬の薬膳おかゆ

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七草がゆ、冬の薬膳おかゆ
 
「七草(七種とも書く)がゆ」は、17日の朝に食べると、その年は病気知らずにすごせるという、神通力を持ったおかゆです。
 
七種の野菜や薬草などで作った「羹(熱汁のこと)」を食べて、邪気や疫病をさけようとする風習は、古くから中国にありました。
 
この習慣が、日本に入ってきたのは奈良時代で、定着したのは平安時代
無病息災や不老長寿を願って、七種類の若菜で熱汁を作り、これを食べることが、貴族社会で広く行われるようになったのです。
 
熱い汁物から「粥」になったのは、室町時代、それも当初は、味噌味だったといいますから、雑炊のような食べ方をしていたわけです。
七種の若草摘みには、貴族たちも出かけており、日頃の運動不足を解消する目的もあったようです。
 
七草の種類は、時代によって変わっていますが、現在は、セリ、ナズナ(ペンペン草)ゴギョウ(母子草)ハコベラ(ハコベ)ホトケノザ(コオニタビラコ)スズナ(カブ)スズシロ(ダイコン)で、すべて越冬力の強い植物であり、冬枯れの季節の貴重な青物で、栄養的にも理にかなっています。
 
共通して含まれているのがカロテン、ビタミンCE、それにミネラルやポリフェノールなどで、いずれも老化を促進させる細胞の酸化を防ぐ成分です。
さらに、食物繊維も多く、整腸効果も期待できます。
風邪を防ぐといった薬効作用も少なくありません。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12なぜ体にいいのか?
 
ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
 
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめといえます。
 
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。(サプリメント健康バイブルより)
 
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