【脳が衰えやすい生活】こんな生活を送っていると要注意

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【脳が衰えやすい生活】こんな生活を送っていると要注意

脳の老化が原因で起こる「認知症」の多くは、血管性の病気が原因で起こります。
血管を健康に保っていれば、それだけ脳の老化を遅らせることができるでしょう。

血管の健康を保つにはどうしたらいいか?
ひとつは食習慣を改善することです。
血液中には食事食べたものが消化・吸収され、体内で利用できるようにつくりかえられたものが流れています。
血液中に余分な脂肪やブドウ糖が増えると、動脈硬化が進行して血管の老化が早くなり、ひいては脳梗塞脳出血のリスクが高くなります。

食べるのが早いこと、実はこれは脳の老化を早めるもととなります。
また、出されたものをすべて食べるのは、美徳のように感じられるかもしれませんがこれも危険です。
食べ物が少ない時代はそうだったかもしれませんが、現代の日本人はほとんど人が食べ過ぎています。
おなかいっぱいになるまで食べてしまっては肥満を招き、ひいては動脈硬化を引き起こします。
少し物足りないくらいの「腹七分目」程度ですませるのが、脳の老化予防に効きます。

もうひとつ、夕食を食べる時間が遅い人も要注意です。
夕食の時間が遅い、早食い、食べ物を残さないといった食事をつづけていると、ほとんどの人は太ってしまうでしょう。
肥満は生活習慣病だけでなく、脳の老化を早めます。
心当たりのある人は、脳が衰えにくい食習慣を始めることをおすすめします。

ほかに、睡眠も関係しています。
睡眠は脳の大切な休息時間です。
これが不足していると、脳に疲れがたまってしまいます。
通勤時間や会議などで眠気におそわれる人は、睡眠不足の状態ですので、十分な睡眠をとるよう気をつけましょう。

そして忘れてはならないのが運動です。
運動はからだを丈夫にするだけではありません。
全身の血行をよくして、細胞のすみずみまで酸素や栄養を運び、新陳代謝がスムーズにできるようにします。
脳をはじめ、人間のからだはたくさんの細胞からできていますから、運動して細胞の新陳代謝が高まれば、それが老化防止につながります。
「40歳から『衰えない脳』をつくる 7つの習慣 より」

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≪ビタミンB12の老化防止効果≫

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。

血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

ビタミンB12とは?
http://www.endokoro.com/
<参考記事>
http://www.endokoro.jp/blog/?page_id=173
http://www.endokoro.jp/blog/?page_id=2273