「年をとると時間が早く過ぎる」のは“気のせい”ではない。

イメージ 1
「年をとると時間が早く過ぎる」のは“気のせい”ではない。
 
旧年中は、当ブログをご愛顧賜りありがとうございました。
今年も健康のお役に立つ情報を更新して参ります。
今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。
 
子どもの頃も、年をとってからも、同じように1日は24時間であり、1年は365日です。
誰にとっても時間だけは平等に与えられているはずなのに、年を重ねるにつれて1年が早く過ぎるように感じるのはどうしてなのでしょうか?
 
主観的に記憶される年月の長さが、若いときにはより長く、年をとるほどより短く評価されるというこうした現象、心理学には、次のような法則によって説明されています。
 
その法則とは「ジャネーの法則」です。
19世紀のフランスの心理学者、ポール・ジャネーが提唱した考え方で、簡単にいうと、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」というものです。
 
たとえば、50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、5歳の子どもにとっては5分の1に相当します。
よって、50歳の人にとっての10年間は、5歳の子どもにとっての1年間ということになります。
さらに1歳の子どもと比べると、1歳児の1日は50歳の人の50日!まさに光陰矢のごとし、です。
 
また、オランダ・グローニンゲン大学のダウエ・ドラーイスマ教授(心理学史)は『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか―記憶と時間の心理学』(講談社)の中で、心理実験データを根拠に、年をとると時間が早く過ぎるように感じる理由として、次の三つを挙げています。
 
     望遠鏡効果・・・・・・はっきり覚えているものは、近くの出来事のように感じる。
     レミニセンス効果・・・・・・時間認識が多いほどゆっくり時間が過ぎるように感じる。
     体内の生理時計のリズム・・・・・・体内メトロノームが加齢にともない減速していく。
なるほど。
年少の頃は「初めて」となる印象的な出来事が多く、新鮮な驚きに満ちています。
だからその分、利用できる時間標識が多く、結果として時間が長く感じられます。
それが大人になるにつれて日々は単調になり、新しい感動が少なくなるため、時が早く過ぎるように感じるというわけです。
 
ジャネーの法則」に照らしてみると、私たちは「年齢分の1」の長さで時の流れを感じとっており、その速度はこれから年を重ねるたびに加速していくことになります。
 
あっという間に過ぎる時間。
それだけに時間を無駄にせず、一日一日を大切に過したいものです。
「衝撃の雑学本 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12と言えば悪性貧血、悪性貧血と言えばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経のビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調手足の痺れ・麻痺・痛みなどはもちろん、中枢神経脳・脊髄の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。

ビタミンB12は、水溶性でありながら親油性をあわせ持ち、他の水溶性ビタミンが入り込むことの出来ない体の各所に浸透します。

ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。

ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
 
◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
 
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12について