心血管病に有効な食材

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心血管病に有効な食材
 
心臓病のほとんどは心筋梗塞が原因です。
心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を供給する冠動脈が血栓によって詰まり、血液が流れなくなる病気です。
脳卒中には、脳の血管が切れて出血する脳出血血栓によって血管が詰まる脳梗塞があります。
脳出血は減少傾向にありますが、脳梗塞心筋梗塞と同様、増加しつつあります。
心筋梗塞脳梗塞(虚血性疾患)の増加の背景には食生活の欧米化(動物性食品の多食)が考えられます。
 
虚血性疾患の直接的な原因は血栓による血流障害ですが、そもそもの原因は動脈硬化です。
従って、虚血性疾患を予防するには血栓の発生を防ぐとともに動脈硬化の原因となる高脂血症や高血圧を予防・改善することが大事です。
タマネギは血栓高脂血症、高血圧の予防・改善に最適の食品です。
これに合わせて、やはり血液、血管系の病気に有効とされる野菜や海藻、魚介類、それにシソの実油(エゴマ)やオリーブオイルを用いると一層効果的です。
 
血栓
青魚(いわし、さんま、さばなど)、納豆、*血小板凝集抑制の強い野菜、しめじ、果物(グレープフルーツ、メロン、パパイヤ、すいか、キウイなど)、アルコール(とくに赤ワイン)、香辛料(にんにく、らっきょう、シナモン、ナツメグ、しょうが、ターメリックなど)
 
【脂質】
酢、オリーブオイル、にんにく、まいたけ、青魚、ごま、大豆、大豆製品、貝類、いか、たこ、
 
【高血圧】
カルシウムの多いもの(牛乳、乳製品、小魚など)カリウムの多いもの(いも類、豆類、緑黄色野菜、果物バナナ、アボガド、メロン、りんごなど)マグネシウムの多いもの(海藻類)、ビタミンCの多いもの
 
*「血小板凝集抑制の強い野菜」
最も強い群/タマネギ、にんにく、にら、ねぎ、エシャレットししとう、トマト、さやいんげん、かぶ、しそ、ほうれん草、アスパラガス、セロリ、あしたば
次に強い群/春菊、大根葉、あさつき、にんじん、ピーマン、チンゲンサイ
 
*「ビタミンC
ブロッコリー芽キャベツししとう、小松菜、ピーマン、レモン、いちご、キウイ、柿、みかん
生活習慣病に勝つタマネギ料理 より」
 
老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分