口に運ぶ食べ物であなたの人生が変わる!

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口に運ぶ食べ物であなたの人生が変わる!
 
あなたは、喜びを感じて生きているでしょうか。
あなたの気分は安定しているでしょうか。
あなたは元気にはたらいているでしょうか。
日々の暮らしを楽しみ、人生に幸せを実感しているでしょうか。
 
日頃、あなたが口にする食べ物によって、その答えは大きく左右されます。
こう言うと、驚かれる人がいるかもしれません。
 
ですが、私たちの脳と身体は、毎日、食べる食べ物が姿を変えたものにほかなりません。
 
私たちの食べる食べ物は、胃腸で生体触媒の酵素によって栄養素に分解され、腸管から吸収されて血液に溶け込みます。
この栄養素が血液によって脳内に運ばれ、姿を変えて脳をつくり、身体をつくります。
ですから、何を食べるか、何を食べないかが、私たちの人生の質を左右する要因になるのです。
 
身体のてっぺんに位置する脳は、重さ約1400グラムの豆腐のような臓器です。
この脳がはたらくことによって、心が発生します。
この心を明確に表現したものが言葉であり、言葉を具体化したものが行動です。
すべては脳がはたらくことではじまるのです。
 
では、脳がはたらくとは、どういうことなのでしょう。
 
車がガソリンをエンジンで燃焼させて走行するように、脳は食べ物を酵素が分解することで得たエネルギーを消費して活動しています。
 
脳内には、約1000億個もの膨大な数の神経細胞が詰まっています。
これが神経ネットワークを形成しています。
この神経ネットワークをかけめぐるのが、伝達物質(神経伝達物質)です。
さまざまな伝達物質が神経ネットワークを伝わって受け渡されることによってわたしたちの心が発生します。
「食べ物を変えれば脳が変わる より」
 
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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
また、脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
ビタミンB12が十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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