脳血管が詰まると「認知症」も引き起こす
体がどんなに丈夫でも、頭が衰えてしまっては何もなりません。
とくに超高齢化が進行中の我が国でクローズアップされているのは「認知症」の増加です。
認知症とは、後天的に脳が障害されて、社会生活が営めなくなった状態を指します。
一方で65歳未満の若年性認知症も増えており、2009年の推定患者数は約3万7800人におよぶそうです。
理由はまだわかっていませんが、脳血管性は男性に多く、アルツハイマー病は女性に多いという特徴があります。
たとえ細い血管が詰まっただけだとしても、脳の大事な場所で発生すると認知症を起こしやすくなります。
アルツハイマー病の詳しいメカニズムは不明ですが、脳内にアミロイドβという特殊なタンパク質が溜まって起こるという説が有力で、アミロイドβが集まるプロセスで脳細胞が死んで認知機能の低下が起こるらしいのです。
いずれにしても血管を強化し、脳内の血管ネットワークを正常に保つ努力をしておけば、将来の認知症予防にもつながるのです。
「血管があなたの寿命を決めている 生活習慣で「老化」を進めないために より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
また、ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなくほかのビタミンB群と一緒に摂取することが望ましいのです。
詳細はこちらへ
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!