過ぎたるは及ばざるがごとし 過剰な運動は老化を早める

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過ぎたるは及ばざるがごとし 過剰な運動は老化を早める
 
運動習慣がない人は1分間の脈拍数
100120を上限にスタート!
 
運動のプラス面については、運動量が適度な場合。
過剰な運動は、老化と病気の元凶ともいえるフリーラジカル活性酸素を、体の防御力を超えるほど大量に発生させます。
そのため、若さを保つどころか老化を早め、がんや生活習慣などのリスクも高くなってしまうのです。
 
どの程度が適切かは個人差がありますが、一般の中高年や、若くてもこれまで運動する習慣がなかった人は、「おしゃべりを楽しみながらできるかどうか」を判断基準にするといいでしょう。
1分間に100120が上限です。
120を超えると、息が上がって話せなくなります。
そうなったら、憎いヤツらが体内で増え始めたサインと考え、休憩をとってください。
 
大切なのは、そのときどきの自分に合った無理のない運動を続けていくこと。
運動後の疲れが「心地よい」と感じられるぐらいが、体にはちょうどいいのです。
 
<中高年は、運動で発生する酸素毒を消す力が弱い>
 
 私たちは大気中の酸素を呼吸によって取り入れ、エネルギーをつくりだしています。
安静時の酸素摂取量は、体重1kgにつき1分当たり3.5ml
激しい運動になれば、その数倍~数十倍もの酸素を必要とします。
そして、とりこむ酸素が多いほど、フリーラジカル活性酸素と呼ばれる「酸素毒」もより多く発生するのです。
 
一方、運動には、それらの酸素毒を消去する抗酸化酵素をパワーアップさせる働きもあります。
適度な運動であれば、体の防衛機能のほうが勝るため健康にいいのですが、ハードな運動だと酸素毒が消えずに残り、細胞のダメージが蓄積されていきます。
特に中高年は、体内で生成される抗酸化酵素の量が減っているので、無理は禁物です。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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