これまでの人間関係を手放す効用

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これまでの人間関係を手放す効用
 
この世の中には、ジェラシーが常に渦巻いています。
出る杭は打たれますし、ちょっとしたことで反感を買い、足を引っ張られることもあるでしょう。
 
ジェラシーを持たれるようなことは避け、組織のなかでは和を保つことを考えるというのが、日本流の処世術なのかもしれません。
しかし、それではストレスが溜まるばかり、我慢が続くと心はどんどんむくんでいきます。
 
実は、むくみ知らずの生き方で大事なのは、開き直ることです。
 
心に余裕がある人は、自分がどう思われているか、人の批判が必要以上に気になりません。
こうした生き方ができる人たちは、出る杭は打たれるというなら、どんどん出ていって、つぶされないくらいの存在になろうするのが常です。
 
いちど突出してしまえば、回りはかえって批判しづらくなり、「あの人はそういう人だから」と、次第に認められるようになるものです。
 
しかし、ジェラシーの渦の中にいるかぎり、どれほど健康に気を遣おうと、心のむくみは解消できません。
同じようにむくんだ人たちと徒党を組み、表面的には周囲におべっかを使いながら、陰では愚痴や悪口ばかりいうようになります。
これでは、とても健康的とはいえません。
 
そこで、ほんの少しだけ勇気を出して、ネガティブな言葉を発するのをやめるようにしてください。
「見ざる、言わざる、聞かざる」という三匹のサルを飼うことをすすめましたが、悪口をいわないことは「言わざる」に当たります。
すると、これまで馴染んできた人間関係に距離が生まれ、自然に理想の間隔まで離れていきます。
 
最初のうちは、孤独を感じる場面も出てきます。
しばらくはその孤独を受け入れ、思案をしたり、静かに仕事に打ち込んだりするといいでしょう。
 
しかし、孤独は決して悪いものではありません。
これまでの人間関係を見直すようになった証のようなものなのです。
こうして、これまでの人間関係を手放して初めて、新しい人間関係が生まれます。
 
あなたがかげぐちをいうことにうんざりしているとしたら、きっと同じ波長の人たちと付き合えるようになるでしょう。
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、実はあなた自身が人を選んでいるのです。
自律神経のバランスがよくなれば、そうしたバランスのよい人たちとの付き合いがはじまります。
 
寂しいと感じるのは最初の一歩だけです。
その一歩さえ踏み出せば、人生はポジティブな方向に動き出します。
「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割! より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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