ビジネスにおいて「ストレス」は当たり前

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ビジネスにおいて「ストレス」は当たり前
 
「部下に“うつ傾向”の人間が増えている」
「社員がみなストレスを抱えていて、社内に活気がない」
「管理職である自分も、さまざまなプレッシャーに押しつぶされそうだ」
 
多くの経営者、現場マネージャーからこうした悩みに関する相談が寄せられています。
 
今、職場でのストレスは、ビジネスマネジメントの世界でも大きな問題となっているのが現実です。
上司も部下も、働く誰もがストレスを実感し、「もしかして、“うつ”かも?」と感じているのです。
 
会社でさまざまなストレスを感じ、精神的にヘトヘトになっている方もいることでしょう。
 
仕事において、ストレスが発生することは当然と言えば当然です。
 
会社側から要求される重いノルマ、結果を出すことへのプレッシャー、いろいろな期限、「上司・部下」の図式に代表される、職場での人間関係の軋轢……。
心療内科を受診したり、日常的に睡眠薬精神安定剤を服用するビジネスパーソンは、かなりの数になるはずです。
 
なぜ、現代の職場はこうも「ストレスまみれ」なのでしょうか?
 
これにはいくつかの要因が考えられます。
 
ITの発達による、仕事における人と人とのリアルなコミュニケーションの減少……職場では各人のデスクに当然のようにパソコンが設置され、他人と直接コミュニケーションをとることもなく、仕事を進めることができるようになりました。
 
ところが、便利になった半面、いざリアルに人とやりとりをする際には、そのこと自体が大きなストレスとなってしまうのです。
 
また、長く続く不況も、仕事にストレスを感じる要因かもしれません。
常にリストラを心配しなければならない、あるいは会社嫌で辞めてしまおうと考えても、思い通りの転職ができない、何より明るい未来が描けない……。
 
かつての高度経済成長時代には、多くのビジネスパーソンが「一生懸命仕事をしていればねやがて報われて幸せな人生が待っている」といった価値観で仕事に精を出していました。
 
ところが現代は、そんなわけにはいきません。
 
人とのコミュニケーションも軽視され、経済的にもネガティブな要素ばかりがあふれる日々が続く……。
自分一人で悶々と悩むのも普通のことです。
 
つまり、現代の日本のビジネス界は、「気持ちが落ち込む」「もしかしてうつかもしれない」という状況が、もはや“当たり前”の世界だということです。
 
「ストレスは、抱えていて当然」
 
決して自分が特別弱いわけではない、という認識を持つべきでしょう。
あなたが「弱い」わけでも何でもないのです。
それにストレスを感じやすい人は、一般に気くばりもでき感受性も鋭いとも言われます。
「うつ」にならない習慣抜け出す習慣 より」
 
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仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
 それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
 
 現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12の働き
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