日常のイライラはホルモンが原因だった
原因不明の何となく感じる不調に関しては、時にどうしていいかわからないほど悩みます。
病院に行っても、検査上はまったく異常を示さず、とくに治療法がない場合もよくあります。
最近では「不定愁訴」という言葉も定着しつつありますが、さまざまなカウンセリングを受けてもなかなか改善しない時は本当にイライラするでしょう。
そこまでいかずとも、日常的なイライラにもじつはホルモンが大きく関与しています。
女性の場合、生理が始まる1週間くらい前から卵胞ホルモン(エストロゲン)という性ホルモンの分泌が減ります。
必ずしも女性全員に起こるわけではありませんが、大なり小なりメンタル面に影響がおよぶことになります。
とくにエストロゲンは、メンタル面での安定に関わる大事なホルモンと言えます。
男性の場合も、似たような傾向があります。
例えば、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が低下することで、やはりメンタル面の影響を受けます。
メンタルが安定しないとうつっぽい症状になります。
男性は50代に入ると急に頑固になったり、機嫌と不機嫌を激しく繰り返したりと感情の振幅が急に広がることがあります。
じつはそんな感情面での変化に大きく関与するのがテストステロンという男性ホルモン(性ホルモン)です。
これはステロイドホルモンの一種ですが、テストステロンを中心とした精巣で生産される男性ホルモンは「アンドロゲン」と総称されます。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
ビタミンB12について?
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!