立っているだけでも運動になる~腸腰筋トレ

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立っているだけでも運動になる~腸腰筋トレ
 
体幹部の筋トレのお話をしましょう。
 
体幹部は非常に筋肉の多いところ。
ぜひここを鍛えて、NOをたくさん放出させましょう。
 
ここでは、一番重要な腸腰筋という筋肉を鍛えます。
 
腸腰筋とは、背骨と腰の骨、太ももの骨をつないでいる筋肉で、姿勢の維持や下半身の動きに対して非常に重要な働きをする筋肉です。
 
腸腰筋は、深層腹筋とも言われています。
衰えると、骨盤が後傾し、お腹、とくに下腹がポッコリと出やすくなります。
つまり、内臓脂肪が増えやすくなるということで、また上半身と下半身の連携が上手に取れず猫背になってしまいます。
 
逆に、腸腰筋を鍛えると姿勢がよくなり、カラダのゆがみが取れ、体幹部の血流がアップしてNOもたくさん放出されるようになり、血管強化につながります。
 
ここでテストしてみましょう。
あなたの腸腰筋は大丈夫?
 
姿勢正しく椅子に座ります。
両手で椅子の端を持ちながら、両足の太ももをぐっと持ち上げて胸に近づけるようにしっかり上げてください。
 
これが10秒間維持できないようなら、腸腰筋は相当弱っています。
 
さて、この筋肉のトレーニング法です。
 
この筋肉は、足の付け根を曲げるときに使われる筋肉というと、わかりやすいかもしれません。
つまり、太ももを上げるもも上げ運動が一番効果的です。
これは立った状態でもできるし、オフィスの椅子に座りながらでもこっそりできる運動ですね。
 
 このトレーニングの際は、慌てずゆっくりやる方が効果的です。
 
 3秒で持ち上げて3秒で元に戻す。
かなりスローですが、スローでやる方が意外ときついんですよ。
 
 ただ、姿勢が悪く猫背のような状態で立っていると効果がありません。
 背筋をピーンと伸ばして、頭のてっぺんから糸でひっぱり上げられるようなイメージで、意識して背筋を伸ばしてください。
立っているときに、お尻をキュッと締めるように立つとさらにいいですよ。
 
そして、この姿勢を意識して歩くようにするとより効果的です。
ポイントは、背筋をしっかり伸ばし、大股で歩くように心掛けること、これが腸腰筋を使ったウォーキングと言えます。
 
血管強化に欠かせない腸腰筋
もも上げ運動と腸腰筋ウォーキングで鍛えましょう。
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「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12について?
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