血管ストレッチ
血管ストレッチ
カラダが硬い人は血管も硬かった!
有酸素運動、筋トレに続いて、3つ目はストレッチです。
ストレッチと言うと、硬くなったカラダを柔らかくするトレーニングというイメージがありますよね。
でも、実はそのストレッチで、血管も柔らかくできるのです。
そのポイントは、コラーゲンにあります。
コラーゲンはカラダの弾力性、ハリを司る物質で、体中のあらゆる場所、筋肉やもちろん血管にもあります。
コラーゲンが老化すると筋肉は硬くなり、目では視力低下、皮膚ではたるみ、そして血管では動脈硬化となります。
実は、この老化したコラーゲンがストレッチで引き伸ばされることによって、新しく再生されていくのです。
また、このストレッチの際、NOが放出され、血管は拡がりやすくなります。
ストレッチは、血管強化トレーニングには欠かせません。
では、血管強化に必要な筋肉、ふくらはぎ、腹筋、腸腰筋、肩甲骨のストレッチを行ってみましょう。
1.全身ストレッチ
両手を高く上げ、グーッと伸びを数秒行います。
脱力とともに手を下に下ろします。
2.ふくらはぎのストレッチ
両足を肩幅に広げて立った状態から、片足を大きく一歩前に踏み出します。
そのまま前に出た足を膝90度まで曲げていきます。
その際に前傾姿勢をとるようにすることと、後ろ足のかかとをしっかり地面につけておくこと、後ろ足の膝を伸ばすこと。
これによって後ろ足のふくらはぎがストレッチできます。
座って行なうストレッチの場合、両足を前に大きく出し、膝をぴんと伸ばします。
その状態で足首を曲げるようにすると、ふくらはぎがストレッチされます。
3.腸腰筋ストレッチ
ふくらはぎストレッチと同じ姿勢をとりますが、今度は姿勢を前傾しないように保ち、後ろ足の膝は少し曲げ、かかとを浮かせてください。
この状態で前に出した膝を90度まで曲げると、後ろ足の付け根が伸ばされ、腸腰筋ストレッチとなります。
4.腹筋ストレッチ
腹ばいになって床に寝ころびます。
そこから両手をついて肘を伸ばし、上半身を反るようにすると、腹筋が伸ばされます。
5.肩甲骨ストレッチ
両手をぐっと前に伸ばします。
そこから首を前に倒し、さらにできるだけ腕を前に引き伸ばし、肩を広げるイメージです。
6.股関節ストレッチ
椅子に座って、片方の足首をもう片方の足の太ももの上に乗せます。
そのまま背筋を伸ばして、前傾姿勢をとります。
すると、おしりの筋肉、大殿部が伸ばされます。
この筋肉は腸腰筋とちょうど拮抗する筋肉です。
腸腰筋と大殿筋の両方を伸ばすことで股関節周りが柔らかくなり、下肢の血流アップにつながります。
隙間時間の血管ストレッチ、ぜひ意識してやってみてください。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
また、ビタミンB12は、萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12について?
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