ストレスは副腎という臓器で決まる

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ストレスは副腎という臓器で決まる
 
朝、なかなか起きられない、昼間の疲れが取れない、元気が出ない。
最近、そういう方が増えています。
 
これは、カラダにたまったストレスが蓄積してしまっている状態です。
カラダがストレスを感じたとき、体内ではどんなことが起きているのでしょうか?
ストレスがかかっている最中の状況を、想像してみてください。
 
仕事で重要なプレゼンをする、大事な試験を受ける、重要な試合がある、上司に怒られている、ジェットコースターで高いところに上がっている、彼女に告白する……など。
いずれも大変緊張する状況ですよね。
 
また、病気になったとき、風邪をひいた、熱が出たなど、体調不良の際にも多くのストレスがカラダにかかってきます。
このとき、血圧は上がり、心拍数は早くなり、手に汗を握り、という状態です。
 
実は、この緊張の状況をつくり出しているホルモンがあり、アドレナリンと呼ばれています。
 
そして、ストレスにさらされたカラダのバランスをとってくれるホルモン、抗ストレスホルモンと呼ばれるホルモンがあります。
 
それが、ステロドホルモンです。
 
このストレス対抗ホルモンがが、副腎という小さな臓器でつくられているのです。
 
しかし、現代社会ではあまりにも多くのストレスがあるために、副腎は常にフル回転し、あなたのストレスを取り除くことに懸命です。
でも、やっぱり副腎にも限界があり、やがて副腎は疲弊してしまう。
これを、副腎疲労症候群と言います。
 
実は、最近こういう方が著明に増えてきています。
 
副腎疲労を起こすと、ストレスに対抗できないカラダになってしまいます。
全身は緊張状態から解放できなくなり、血管もストレスがかかった状態となります。
当然、血管によいはずもなく、血管は収縮、血圧は上昇、血管は硬くなり、もろくなって、やがて破裂、閉塞の道へ。
 
そこで、血管ストレス軽減のための副腎のメンテナンス、副腎マネジメントがとても大事になってきます。
副腎はストレスに対抗する際にとても多くの栄養素を消費しています。
 
 強い副腎をつくるためには、副腎への栄養補給が欠かせません。
 
 また、いかに副腎を休ませるかも大事です。
 
24時間フル回転で緊張した状態を続けない、意識的に力を抜く時間をつくり出す、ということは副腎のストレス・血管のストレスから見た場合でも非常に有効なことです。
 
ストレスを、カラダの科学という観点から考えてみる必要もありそうですね。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12について?
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