「2:1:7」の健康法則
「2:1:7」の健康法則
あらゆる臓器のなかで腸はもっとも「炎症しやすい(老化しやすい)臓器」です。
腸内に残った未消化物質は腸内の「悪玉菌」が分解するのですが、そのときに有害な物質やガス「毒素」が出ます。
腸は毒素を「異物」とみなすと、腸壁を守るために、攻撃を始めます。
炎症が起こるのです。
■「2:1:7」の健康法則
最近公表された国内の研究結果でも、ミカンやイチゴ、こんにゃく、きのこ類をたくさん食べているほうが、リスクが低くなると報告されました。
そのどれもが食物繊維が豊富です。
「食物繊維が体にいい」というのはみなさん知ってのとおりですが、もう少し具体的に説明すると、食物繊維は腸内の「善玉菌」のエサになって、善玉菌を増やし、「悪玉菌」や有害物質を減らしてくれます。
だから「体にいい」のです。
ところで、「腸内バランス」という言葉が使われますが、言い換えれば、腸内細菌の善玉・悪玉バランスのことです。
腸内には100兆から1000兆個もの腸内細菌が棲んでいます。
■オクラ、里芋、なめこ……「ネバネバ系食材」が腸を守る!
身近なところでいえば、「便秘」も腸をくすぶらせる原因になります。
出すべきものが出ないと、腸内で便が腐敗して悪玉菌が増え、体に有害な物質が腸内に溜まってしまうからです。
便秘解消にも、ご存知のように食物繊維が大事。
とくに、水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」を意識して摂りましょう。
もうひとつのタイプの「不溶性食物繊維」は、水分を吸収して膨らみ、便のかさを増して腸壁を刺激し、腸の運動を活発にしてくれるのですが、もし、便が詰まっているタイプの便秘だった場合、さらに詰まらせてしまう可能性があります。
オクラや里芋、なめこなどのネバネバ系食材や、こんにゃく、海藻類、アボカド、いちじくなどが、「水溶性食物繊維」が豊富な食材の代表です。
「たかが便秘」と思うかもしれませんが、「便秘がちな人」は腸だけではなく血管もくすぶらせ、全身をくすぶらせてしまっているかもしれません。
「体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! より」
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
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