
いつもの風呂が栄養浴になる「魔法の入浴剤」
●入浴タイムも栄養補給できる
しかも、それは食事ではなく「お風呂」でも補充ができます。
マグネシウムは、人体に必要なミネラルの1つで、筋肉を緩ませ、血管を広げる性質があります。
2011年、イランのブー・アリ・シーナ大学によれば、マグネシウムによって一酸化窒素は活性化し、皮膚の毛細血管の血流が増えるという研究報告を出しています。
マグネシウムを摂り、血流をよくすれば、毛細血管にたまった老廃物を押し流してくれるのです。
結果として、“ホルモンタンク”が浪費され、身体や脳の疲労につながるリスクが高まります。
●血流を一気に高めるマグネシウム風呂
そこで、「エプソムソルト」と呼ばれる入浴剤を使ってみましょう。
「ソルト」といっても塩分は含まれておらず、その正体はマグネシウムの塊になります。
つまり、食事に頼らなくても、マグネシウム入りのお風呂に入れば、らくらく体に補充することができるのです。
「エプソムソルト」は、マグネシウムを補給する最適な手段なのです。
通常の入浴剤と違って、「エプソムソルト」には特別な香りはありません。
けれども全身の血管が広がり、血流がよくなり、汗も大量にかくのでデトックス効果も大きく期待できます。
普通の入浴剤よりもずっとリラックスできるでしょう。
値段もさほど入浴剤と変わりません。
一般家庭の湯舟では150~300グラムほど入れるだけで、十分な濃度になります。
ただ注意として、血管が広がるため、血圧が下がり、普通のお風呂よりのぼせやすくなります。
15分以上はつからないでください。
また、心臓や腎臓に疾患をお持ちの人や高血圧などの人も避けたほうがいいでしょう。
※エプソムソルト副作用は?
尿として排出されるので、腎臓にも副作用はないようです。
アルカリ性なので肌が敏感な方が使用するとピリピリ感を感じることがあります。
※抗ストレスホルモン(コルチゾール)は、「副腎」という器官から血管を通し、体中に運ばれていきます。
抗ストレスホルモンの貯蔵場所、ここでは“ホルモンタンク“と呼んでいる場所も、その副腎を指しています。
「最高の疲労回復法 より」
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副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。
ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。
そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。
その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。
また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。
このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。
ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
ビタミンB12について?
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