引きこもり脳の五つのサイン

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引きこもり脳の五つのサイン
 
夢を実現できる機会、あるいは何かに挑戦できる機会が訪れたら、絶対にそれを逃してはなりません。
心身ともにリフレッシュする絶好のチャンスになるからです。
 
ところが歳を重ねると、せっかく旅行していても、「私はいいです」などと引っ込み思案になり、ホテルに閉じこもってしまう人がいます。
それでは、脳をリフレッシュするせっかくのチャンスを逃してしまいます。
 
旅先ですら引きこもりがちな人は、普段の生活ではもっと引きこもっていることでしょう。
それではボケる可能性が極めて大。
要注意です。
 
引きこもることの問題点は、脳に刺激が入りにくくなること。
家にずっといるのが問題なのではありません。
その証拠に、家にいることが多い主婦が、会社に出勤して働いている夫よりボケやすいという話は聞きません。
 
むしろ会社で慢性的に事務仕事をしている人のほうが、引きこもりがちな脳になっているようです。
そのため、働く中高年が鬱病に悩むケースも少なくありません。
発達障害の大人にも、引きこもりがちな脳の傾向がしばしば認められます。
 
ちなみに、引きこもりがちな脳のサインは、主に以下の五つです。
 
1 新しい話題についていけない
2 人の話や会議の内容が耳に入ってこない
3 何をしても感動がない
4 片づけや整理整頓が億劫だ
5 思い立って外出することが少なくなった
 
三つ以上の項目に該当したら、引きこもりがちな脳になっている可能性があります。
今すぐ周りのことに興味を持つように努めてください。
多少無理やりでもいいので、積極的に周りの人とも交流してみてください。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
ビタミンB12について?
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