脳が老化する八つの生活習慣

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脳が老化する八つの生活習慣
 
普段の生活で思い当たる項目があればあるほど、あなたの脳は老化している危険性があります。
 
1 イライラすることが多い
2 一方的に怒ることが多い
3 よく人の悪口をいう
4 自己否定をしがちである
5 「いまどきの若い子は……」と若者を突き放している
6 家と会社などを往復するだけの毎日を過ごしてい
7 妻や夫や人の言いなりになっている
8 昨日の食事の内容を忘れがちである
 
上記の八項目の何がいけないのか?
「感情的になる」「物事をネガティブに捉える」「自分とは違う価値観を受け入れられない」「自分で考える機会を持たない」という人の脳は、老化しやすいからです。
 
これらを克服するためにお薦めしたいことはいくつもありますが、その例として、三つの手段を紹介します。
 
1 怒らない日を設けて必ず実行する
 
普段から怒ってばかりの人は、実践するのが難しいかもしれません。
「今日は怒らない」と決めていても、つい部下や子供を叱ってしまうものです。
しかし、何とかそれを我慢して、1日絶対に怒らないでいましょう。
それが感情をコントロールするトレーニングにもなるからです。
 
2 喜怒哀楽――さまざまな表情を作る練習をする
 
脳番地を使わないと顔の表情は硬くなりがちです。
そこでまず、喜怒哀楽、それぞれの表情をしてみるのです。
顔の表情を作ることは脳番地に刺激を与えます。
 
お薦めなのは二人で行なう「喜怒哀楽反対トレーニング」。
ルールは簡単で、相手と反対の表情をし合うのです。
相手が泣く表情をしたら自分は笑う、相手が怒った表情をしたら自分は喜ぶ、というルールでゲームを行ないます。
 
ゲームをする相手がいなかったら、鏡に向かって1日3回、いろいろな表情を作るだけでも良いトレーニングになります。
 
余談ですが、普段から無表情なのは大問題です。
なぜなら、顔や眼球を動かさずにいると、結果として人は、悩みがちになるからです。
仕事などで悩んでいる人は、解決策を考える前に、まずは目や口を動かしてみてください。
いろいろな表情を作るだけで、実は多くの悩みは吹っ飛んでしまうものです。
 
3 若い世代の話をじっくり聞く
 
自分がもの知りだと思い込んでしまうと、その時点で、脳は働かなくなります。
だからこそ、若い世代の話にも興味を示し、どんな情報でも貪欲に吸収する姿勢を持つべきでしょう。
そして、その姿勢が脳を生き生きとしていきます。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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