ペットや植物がもたらす幸福感

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ペットや植物がもたらす幸福感
 
ある会社のオーナーで、北海道に厩舎と牧場を所有している人がいます。
この人は、社員のメンタルヘルスにも気を遣うらしく、社員がちょっと元気がないなと感じたときは業務命令として北海道に出張してもらい、そこで馬の世話をさせるそうです。
 
馬は朝が早いです。
夜明けとともに厩舎から外に出して牧場の中で運動させます。
決まった時間に食事をさせたり、糞を掃除したり、暗くなる前にはまた厩舎に戻します。
嫌でも規則正しい暮らし、早寝早起き、そして日の光をたっぷりと浴びることになります。
 
するとほとんどの社員は、しばらくすると元気になって仕事に戻れるといいます。
ホースセラピー」という言葉も実際にありますから、たしかにメンタルヘルスには効果があるようです。
 
しかも動物の世話というのは、馬に限らず思い通りに行かないことがしばしば起こります。
言うことを聞いてくれないし、こちらの都合なんて無視します。
それでいて要求だけはしてきます。
犬や猫を飼っている人ならわかると思います。
 
でも、そのことで腹を立てる人はあまりいないでしょう。
動物だもの、しょうがないと諦めます。
 
思い通りにいかないことがあっても、しょうがないとか仕方ないと納得する。
あるいは「どうすればいいのかな」と考える。
この経験はとても大切です。
 
なぜなら、気分が落ち込んだりうつになりやすい人ほど、「こうでなければ」とか「こうすべきだ」といった「かくあるべし思考」が強いからです。
「かくあるべし」という思いが自分をどんどん追い込んでしまうという現実があります。
 
動物とつき合ってみると、この「かくあるべし思考」は通用しません。
でも、思いがけず気持ちが通じるときもあります。
「こうしてほしいな」とか「応えてくれるかな」という願いがあっさりと叶えられるときもあります。
 
草花を育てたり、家庭菜園で野菜を育てるようなことでも同じだと思います。
「咲くはずだ」「実るはずだ」という願いが裏切られることは珍しくありません。
「こんなに手をかけているのに、思い通りにはいかないもんだな」と納得するしかありません。
 
でも、諦めたころに花が咲いたり実がなったりします。
するとやっぱり感動します。
思い通りにいかないことも多いけれど、逆に思いがけない幸福感をもたらしてくれることも多いのです。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
 
2019.9月より、ブログを以下に移行いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
 
ビタミンB12について?
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