そろそろこころの休養にシフトさせていこう
べつに50代に限った話ではありません。
若くても、あるいは会社勤めでなくても、体の休養とこころの休養は違うのだということだけは理解しておいてください。
悩みや不安が小さくなれば、体の疲労感はむしろ気持ちのいい睡眠や食欲を促してくれますから、結果として体も元気になります。
まして中高年世代の場合、そろそろ脳の老化、とくに前頭葉の萎縮や機能低下が始まる年代です。
意欲が衰え、気分的な落ち込みも出てきます。
それに加えて脳内のセロトニンが減ってきます。
どちらも加齢による自然な減少ですから、個人差はあっても大きな傾向としては誰にでも起こることです。
セロトニンという言葉はここまでにも出てきましたし、これからもしばしば登場するでしょうから、ご存じだと思いますが一度、簡単に説明しておきましょう。
セロトニンは「幸せホルモン」という別名もあるくらい、幸福感と密接に結びついています。
とくに理由もないのに何となく幸せな気分に包まれるような感覚、目に映る風景や出会う人に対して自然な笑顔が浮かんでくる感覚、「多幸感」とも言いますがそういう気分を作り出してくれます。
脳内のセロトニンが減ってくると、気分が沈んだりちょっとしたことでイライラしたりといった感情の不安定が起こります。
いわゆるうつや不安状態になってくるのです。
ということは、症状が進むほど治療にも時間がかかるようになるということです。
そうなってしまう前に心がけてほしい日常習慣、それが外に出て<光を浴びること>、<肉を食べること>なのです。
どちらにしても気分の問題だけでは済まされないしっかりとした根拠があります。
「脳のため光を浴びよう肉を食べよう より」
2019.9月より、ブログを以下に移行いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12について?
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