4種類のタンパク質はまんべんなく

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4種類のタンパク質はまんべんなく

 

タンパク質が豊富な食品は、肉、魚、大豆、卵の4つ。

それぞれのタンパク質は、構成しているアミノ酸の種類が異なるので、1種類だけを食べ続けると特定のアミノ酸が足りなくなって身体のなかでタンパク質の合成が効率よく行われません。

そこで、肉、魚、大豆、卵を1日のうちに全種類食べることを目標にしましょう。

 

朝に納豆を食べたら、昼は魚、夜は肉……という具合に、できるだけ違う種類を食べるように心がけ、同じ食品が続かないようにしましょう!

順ぐりに食べるのがコツです。

もし1日で食べられなかったぶんは、翌日に持ち越せば、栄養の偏りを防げます。

私は、冷蔵庫を開けた時に最近食べていない物を探して食べています。

 

人間の身体を維持するには、たくさんのタンパク質が必要。

体重1kgに対して、1日に1~1.5g程度のタンパク質を必要とします。

体重60kgの人なら約60~90g必要という計算です。

目安は、1食あたり、片手の手の平ぶんです。

メインのおかず以外に、小皿にも、もう1品くらいタンパク質が入ったお料理があるといいですね。

ただ、タンパク質は過熱すると栄養価が大幅に下がり、肉や魚では、生のときに比べて栄養価が約半分になってしまいます。

 

食中毒の危険性があるので、肉は過熱しないといけませんが、牛肉ステーキならウェルダムよりミディアムで食べたほうが栄養価が下がりづらいです。

魚の場合は、刺身がもっとも栄養価を崩さない理想的な食べ方といえます。

 

肉や魚には、タンパク質以外にもいろいろな栄養素が含まれています。

そのなかには、脂溶性の栄養素もあり、それらは油と一緒に加熱することで吸収率がアップします。

生にこだわりすぎず、焼き魚や煮魚など、日によって調理法も変えて食べたほうが、いろいろな栄養素をバランス良く取り入れられます。

食事は楽しく食べるのが一番ですから、調理法を変えながら、おいしく食べてもらいたいです。

 

また、肉にしても魚にしても、種類によって含まれている栄養素が違います。

好きだからといって牛肉だけを食べ続けたりせず、日によって豚肉や鶏肉なども食べたり、魚でも青魚、白身魚赤身魚をまんべんなく食べるのがおすすめです。

 

卵は、面白いことに半熟で食べるのが一番消化吸収が良くなります。

生卵には、タンパク質の吸収を邪魔する酵素が含まれているからです。

加熱して、酵素の働きを弱めることで生だと60%ほどしかなかった吸収率が、95%までアップします。

逆に、加熱しすぎてタンパク質が完全に固まってしまうと、消化吸収に時間がかかり、吸収率は下がってしまいます。

半熟卵は、まさに理想的な食べかたです。

 

唯一の植物性タンパク質である大豆も忘れずしっかり食べましょう。

動物性と植物性の両方のタンパク質を食べることで、バランスが整って心身ともに健康になれます。

動物性のタンパク質と一緒に食べれば、吸収率がアップするのでおすすめです。

 

タンパク質は、身体だけでなく、脳と脳内神経伝達物質の材料でもありますから、毎日たくさん食べてほしい栄養素です。

吸収率も意識して食べかたを工夫すれば、効率よく栄養を摂取できますよ。

「栄養で人生は変わる より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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偏食でお肌のトラブルを抱える人たち

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偏食でお肌のトラブルを抱える人たち

 

偏食のある患者さんは、皮膚科の回診にもよく引っかかります。

 

栄養の状態は、意外と見た目に現れやすく、とくに分かりやすいのがお肌です。

皮膚は、おもにタンパク質と脂質で作られているので、栄養が偏って、タンパク質がうまく合成されていないと、正常なお肌が作られず、トラブルが増えてしまいます。

 

食事によって取り入れた栄養は、内臓が優先的に使い、お肌と脳は後回しにされます。

お肌の状態が良いということは、お肌に行き渡るまでしっかりと栄養が摂れているということ。

逆にお肌の状態が悪いということは、栄養が足りていないということです。

 

患者さんに会う時には、体型以外に、皮膚や髪の状態をチェックします。

見てきた患者さんはおもに高齢なので、お肌は乾燥しがちですが、偏食している患者さんのお肌はとくに乾燥がひどく、さわるとサメ肌のようにガサガサしていて、肌の色がくすんでいます。

皮膚科にかかるケースが多く、お肌のかゆみや痛みを訴えるのも、偏食がある患者さんが圧倒的に多いです。

 

また、長期入院をしている患者さんのうち、ひどい皮膚状態に悩まされるのも、その症状がなかなか改善されないのも、ほとんどが偏食をしている人たちです。

栄養が足りず、へなちょこ細胞で作られてしまった皮膚は、健康な皮膚よりもずっと傷つきやすく、簡単にただれてしまいます。

 

栄養状態の悪さが肌に影響を与えていると指摘しても、聞く耳を持ちません。

 

偏食のない患者さんは、お肌のトラブルが少なく、年齢を重ねてもキメ細かくて透明感があります。

 

若い人の場合は、ニキビは、一見正反対に思われがちです。

でも、ニキビも、ビタミンB群や鉄分が不足していてタンパク質がうまく合成できなかった結果です。

栄養不足でへなちょこ皮膚ができあがり、炎症が起きやすくなっているのです。

 

炭水化物や糖分など、糖質の摂りすぎもニキビの原因のひとつといわれています。

これは、タンパク質の合成に必要なビタミンとミネラルが、糖質を分解するために使われてしまい、タンパク質を合成するときには足りなくなってしまうからです。

 

ストレスでも肌荒れは起こりますが、この原因のひとつも栄養が関係しています。

ストレスがかかると、ストレスに対応しようと栄養がたくさん消耗されてしまって、栄養不足で皮膚に行き渡る栄養が減少してしまうのです。

「皮膚は露出した脳」ともいわれます。

肌に栄養が行き渡っていないということは、脳にも栄養が行き渡っておらず、人間の感情を左右する「脳内神経伝達物質」の合成も減少していると考えられるからです。

肌の状態を見れば、どのような精神状態になりやすいかも分かってきます。

 

偏食によって、お肌のトラブルも、心のトラブルも起こりやすくなるのです。

「栄養で人生は変わる より」

 

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最近、電車の中でキレる人を見かけます。

少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。

でも、最近は違ってきています。

しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。

受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。

この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。

これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。

 

セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。

これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。

平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。

セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。

そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。

 

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

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菌活はやっぱりすごい!腸内環境を整えて心も身体も元気になる(2)

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菌活はやっぱりすごい!腸内環境を整えて心も身体も元気になる(2)

 

日本人が発酵食品をたくさん食べていた明治時代の逸話に、面白いエピソードがあります。

明治初期、日本にやってきたドイツ人医師・ベルツは、江戸と日光を行き来する人力車の存在を知って驚愕し、どうすればそんな体力が得られるのかと、車夫に食べているものをたずねました。

すると車夫は、玄米と雑穀、魚の干物、漬物を主食にしているというのです。

そこでベルツは、肉を食べればもっとパワーが出ると考え、穀物の量を減らして、肉を食べさせる実験を行いました。

すると、たった3日で車夫は根を上げてしまいました。

「肉食ではすごく疲れて走れない。今までの食事に戻してくれ」

頼まれたとおり、今までの食事に変えると、車夫は元気を取り戻し、再び駆け出せるようになったそうです。

 

おそらく、当時の日本人は発酵食品をしっかり食べていたおかげで腸内環境が非常に優れており、少量のタンパク質でも身体に栄養が行き渡っていたのでしょう。

逆に、肉食には慣れていなかったために肉の栄養をうまく消化、吸収できなかったのか、はたまた発酵食品と穀物を食べる量が減って、善玉菌や玄米油(ガンマオリザノール)の摂取も減ってしまったのか、肉中心の食事に変えたせいで腸内環境が変わり、栄養をうまく消化、吸収できずに栄養不足になってしまったのではないかと考えられます。

 

現代人は肉食に慣れていますから、肉の栄養素を吸収できないことはもちろんありませんが、腸内環境がいかに身体に影響を及ぼすかは、この話から分かっていただけると思います。

 

さて、腸内環境を整えてくれる善玉菌は、発酵食品の納豆、ぬか漬け、キムチ、みそ、ヨーグルト、チーズ、麹に多く含まれるほか、オクラやモロヘイヤといったねばねば野菜にも豊富に含まれています。

善玉菌には種類が多く、食品によって善玉菌の種類は異なります。

じつは、腸には菌に慣れてしまう性質があります。

たとえば、ヨーグルトを毎日食べ続けると、はじめは調子がよくて快便だったのに、徐々に効果を感じなくなってくるのです。

これは、腸が同じ種類の菌に慣れてしまったために起こる現象です。

腸を活発に働かせ続けるには、いろいろな菌を取り入れ、慣れさせない工夫がポイント。

一種類だけ食べず、納豆もヨーグルトもキムチも……と、いろいろな発酵食品を食べましょう。

 

また、大豆やごぼうなどに含まれているオリゴ糖は善玉菌のえさになるので、善玉菌が活発化するのを促します。

食物繊維には腸内の有害物質を排出する働きがあり、悪玉菌を減らして、善玉菌が増える環境を作ってくれます。

善玉菌そのものを食べるだけでなく、オリゴ糖や食物繊維も取り入れて、腸内環境を総合的に整えるように心がけましょう。

そうすれば、腸脳相関の観点から、腸だけでなく、脳の調子も良くなります。

「栄養で人生は変わる より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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菌活はやっぱりすごい!腸内環境を整えて心も身体も元気になる(1)

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菌活はやっぱりすごい!腸内環境を整えて心も身体も元気になる(1)

 

美容業界ではすっかりおなじみになった「菌活」。

良い菌を食事に取り入れることで、腸内環境を整えようという考え方です。

腸の働きを良くするには、食物繊維を摂取することが大切ですが、それだけではなく、腸のなかに善玉菌を増やすことが重要です。

 

人間の身体は60兆個の細胞から作られているといわれていますが、腸内の菌は100兆個にものぼります。

私たちは、自分の身体を作っている細胞の数よりも多い腸内菌と共存しているのです。

腸内菌はさまざまな種類が存在し、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類できます。

善玉菌は栄養の吸収を良くしたり、免疫を活性化させたり、便の排出を良くする働きがあります。

さらに、ビタミンB群の一部や短鎖脂肪酸などの栄養素を作り出すことも分かってきました。

 

一方、悪玉菌はアンモニアなどの有害物質を作り出し、腸の活動を邪魔したり、疲労感や倦怠感を生んだりします。

栄養の吸収も悪くなります。

便秘や下痢の原因になるのも悪玉菌です。

日和見菌はその名のとおり、多いほうの菌に味方する菌で、善玉菌が優勢なら無害ですが、悪玉菌のほうが多い腸内では、悪玉菌と一緒になって腸内の調子を崩します。

同じ栄養を摂取しても、腸内環境の良し悪しによって吸収量が違ってくるのです。

 

腸内も栄養素と同じように、善玉、悪玉、日和見と3種類の絶妙なバランスで均衡が保たれています。

悪玉菌を完全にゼロにすることはできませんが、腸を正常に働かせるには、悪玉菌よりも善玉菌の数を増やす必要があります。

腸の調子が良ければ、腸脳相関の原理で、脳も活発に働きます。

腸内環境はストレスによっても調子が変わりますが、おもに食べた物に左右されます。

食事によって善玉菌を増やすことが、おだやかな人生に直結するといっても過言ではないのです!

 

善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌は、発酵食品に多く含まれています。

電気がなくて冷蔵保存などができなかった時代には、日本人はぬか漬けや納豆、くさやなど、保存がきく発酵食品をたっぷり食べていましたが、最近では発酵食品の摂取量がずいぶんと減ってしまっているようです。

「栄養で人生は変わる より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

なかでも注目が、ビタミンB12です。

古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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「旬」の果物は栄養たっぷり

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「旬」の果物は栄養たっぷり

 

ビタミンがしっかり摂れ、抗酸化作用があり、身体のpH値も正常にしてくれる果物は、若々しさを保つために欠かせません。

近年果物の摂取量が減ってきているそうで、1日に1回も食べない日が増えているという統計が出ているそうです。

ファイトケミカル、食物繊維、ビタミン、ミネラルも多いので、1日に1個は食べたいものです。

 

栽培技術が発達して、1年中出回っている果物も増えましたが、栄養を考えるなら、旬のものを選ぶのが◎。

果物の栄養価は、季節によって変動することが分かっていて、気候に適応しながら成熟した旬の果物は、ほかの季節に収穫されたものに比べて栄養価がもっとも高いのです。

旬とそれ以外の時期の栄養価の差は、じつに2倍ともいわれています。

旬のものは味も優れ、価格も安く、一石二鳥!

上手に取り入れましょう。

 

旬の果物なら、1日の摂取目安は片手に1杯程度。

りんごは1/2~1個、みかんなら1~2個が適量です。

果糖が含まれているからと敬遠される傾向があるようですが、ジュースで摂る果糖とは量が違うので、心配はいりません。

抗酸化作用があるので、ぜひ食べていただきたいです。

果物には、血糖を上げにくい果糖だけでなく、血糖を上げる糖分も入っているので、急激な血糖値の変化を防ぐためにも、食後に食べるのがおすすめです。

 

果物を食べるもうひとつのメリットは、「酵素」をしっかり摂れること。

 

酵素はタンパク質の一種で、消化や吸収、新陳代謝、運動など、生きていくために身体が行うすべての機能をサポートする役割を果たしています。

私たちの身体にも酵素を作り出す機能が備わっていますが、1日に作り出せる量が決まっているので、それだけではどうしても不足しがちです。

食べ物からも酵素を取り入れることで、不足分が補われ、身体の機能をより活性化できると考えられています。

 

酵素は、果物だけでなく、野菜や発酵食品、肉や魚にも含まれています。

しかし、酵素は熱に弱く、40度以上で失われてしまいます。

さらに、すりつぶしたり、細かく切っても効果が弱まってしまいます。

調理された料理では、酵素を摂るのは非常に難しいのです。

 

生でそのまま食べられる果物は、酵素を摂れる貴重な食材。

1日1回は食べるようにしてみてください。

「栄養で人生は変わる より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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野菜は固さと色を意識する

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野菜は固さと色を意識する

 

野菜で多く含まれている栄養素はミネラル。

最近の野菜は昔に比べてミネラルの含有量が半分近くまで減っていますから、必要量を摂るには、今までよりたくさん食べる必要があります。

食べる目安は、1食当たり生野菜で両手一杯ぐらい。

加熱するとかさが減るので、加熱した野菜なら片手一杯ぐらい。

これが1食あたりですから、1日分だとかなりの量です。

1日でこれだけの量を食べるのは大変なので、つい野菜ジュースで補おうとしがちですが、野菜ジュースはろ過してあったり、味優先で野菜以外のものも添加してあったりするので、野菜ジュースを飲んだからといって、野菜を理想量取れるわけではありません。

やはり、野菜ジュースではなく、ちゃんと野菜を食べてほしいと思います。

ミネラルが多く含まれる野菜を見極めるには、「固さ」に注目してください。

高齢者に向けに柔らかい食材だけで献立を立てていると、ミネラルが目標量に達しません。

根菜をはじめ、固い野菜に、ミネラルが多く含まれているからです。

医療現場では、高齢者や小食の方には、ビタミンとミネラルのサブリメントを処方します。

タンパク質をたくさん食べても栄養状態がなかなか改善しない患者さんも、ビタミンとミネラルのサプリメントを飲みはじめると、とたん栄養状態が改善してきます。

ミネラルの力はそれだけすごいのです!

 

 野菜や果物には、ミネラル以外に「ファイトケミカル」と呼ばれる栄養素が含まれています。

ファイトケミカルは、リコピン、βカロテン、ポリフェノールなど、植物が自分の身を守るために作り出した成分の総称です。

まだ未解明な部分も多いですが、抗酸化作用、デトックス作用、免疫力向上に優れているといわれ、最近注目を集めています。(抗酸化とは、細胞が酸化して老化やガン化が進行するのを防ぐことです。)

 ファイトケミカルは、人間の身体では合成できず、植物にしか作り出せない栄養素で、それぞれの植物しか持っていない固有の成分が多いことが特徴。

リコピンはトマトにしか含まれず、ナスニンはなすにしか含まれていません。

偏食をせず、いろんな種類の野菜を食べることで、さまざまなファイトケミカルを身体に取り入れられます。

野菜の細胞は固い細胞壁で守られており、生でそのまま食べてもファイトケミカルは吸収できません。

よく噛んだり、すりつぶしたり、加熱して柔らかくしたりと、野菜の細胞を壊してから食べるのが効率よくファイトケミカルを摂るコツです。

 ファイトケミカルは成分によって、熱への強さ、脂溶性か水溶性かなど、性質が異なっているので、おすすめの食べ方は食品によって異なります。

たとえば、キャベツに含まれるイソチアネートは熱に弱く、生で食べるのが最適。

生なら、同じく熱に弱いビタミンCなども摂取できます。

かぼちゃやにんじんに含まれるβカロテンなどの脂溶性の成分は、油と一緒に調理すると吸収しやすくなるので、炒め物や揚げ物がおすすめです。

また、ナスやトマトなどは、皮や種にファイトケミカルが多く含まれているので、丸ごと食べてしまいましょう。

 時間の経過によって成分が増えるタイプもあります。

バナナは、黒い斑点(シュガースポット)が出はじめるのを待つとポリフェノールが多くなり、生活習慣病や老化の予防に役立つと考えられています。

 

ファイトケミカルを上手に摂るおすすめの食べ方>

 

・皮や種を一緒に食べる(なす、トマト、キュり など)

・βカロテンを含む野菜は油と一緒に炒める(かぼちゃ、にんじん など)

・野菜を煮込むときは、揮発性のファイトケミカルが蒸気と一緒に逃げないように蓋をする

・具から溶け出したファイトケミカルも一緒に摂れるスープにする

・わさび、大根など辛味や匂いの強いものはすりおろす

・栄養豊富な「旬」の野菜を積極的に食べる

 

食べ物には、多種多様な成分が含まれていて、成分ごとに吸収率がアップする食べかたが異なります。

ファイトケミカルの吸収率アップだけに固執せず、いろいろな食べ物を組み合わせ、調理法も変化させて楽しみながら食べれば、バランス良く栄養を吸収できて、身体のなかで相乗効果を発揮します。

野菜が持つ栄養成分は、分かりやすく考えると、野菜の色ごとに6つのグループに分けられます。

各色をまんべんなく摂るように心がけ、野菜のパワーを効果的に取り入れましょう!

「栄養で人生は変わる より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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くよくよする人も、イライラする人も、ビタミンB群が救世主

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くよくよする人も、イライラする人も、ビタミンB群が救世主

 

落ち込みやすいことと、怒りっぽいことは一見すると違う症状に感じます。

しかし、感情のコントロールがうまくできないという点では同じです。

GABAセロトニンドーパミンなどの脳内神経伝達物質の合成と代謝がうまくいってないのです。

その原因のひとつが、やはり栄養の過不足だと考えられます。

 

GABAドーパミンセロトニンの合成には、主原料のアミノ酸以外に、ビタミンとミネラルが必要で、ビタミンB群のサプリメント摂取が有効な場合があります。

 

ビタミンB群は、B1、B2など8種類のビタミンを総称した呼び名です。

ビタミンB群のほとんどは、欠乏すると脳障害や精神疾患を引き起こします。

ビタミンB群欠乏症の代表としては、B1はウェルニッケ脳症、ナイアシン(B3)は不安増大や幻覚症状、B6は不眠とうつ病、B12はうつ病、幻聴、幻覚のほか、思考力の低下も招きます。

とくにウェルニッケ脳症は一度発症すると治りませんから、お酒を控える、ジュースの過剰摂取をやめるなど、未然に防ぐことが大切です。

 

じつは、ビタミンB群はどんなバランスのよい食事を心がけても、1日に1mgを摂取するのが精一杯。

心身ともに健康な人であれば、その量でも健康を維持できますが、すでに病気や症状が出ている人は、1mgではビタミンB群不足に陥ってしまいます。

残念なことに、医療や健診で行なわれる検査の一般的な読み方では、不足を発見することができず、不足を自覚するのが難しいです。

そのため、落ち込みやすい、イライラしやすいなどの症状に心当たりがあるなら、サプリメントを取り入れることをおすすめします。

 

サプリメントには、特定のビタミンBだけのタイプもありますが、身体のなかで8種類が協力し合って働くので、個々に摂取するよりすべてのビタミンBが含まれている「ビタミンB複合体」を選びましょう。

 

とくに、糖質をたくさん食べている人、お酒、ジュースを飲む人は要注意です。

血糖スパイクが起こるうえに、糖質の分解にもビタミンB群が使われるので、糖質を取りすぎると、脳内神経伝達物質を作る分が不足してしまいます。

血糖値の上昇も気分の浮き沈みに関係しますから、糖質を控え、ビタミンB群を多く摂取するように心がけてください。

 

寝つきが悪い人も、ビタミンB群不足の可能性大。

ビタミンB群が足りなくて糖質が分解しきれず、脳が高血糖状態になり、眠りにつきづらくなります。

寝る前にビタミンB群を摂取しておけば、血糖が分解されて血糖値が安定し、眠りやすくなります。

いま飲んでいる睡眠薬を減らしたい、不眠症を改善したいと思われるなら、サプリメントでビタミンB群を摂取するのはおすすめです。

「栄養で人生は変わる より」

 

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ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

 

また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。

ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸

東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症の方に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。

高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

 

ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が

少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。

しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。

吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。

さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

胃の病気、ストレスなどでも不足します。

 

ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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