★血液さらさら 「オサカナスキヤネ」★
血液流動性を良くする食品をグループ分けし、覚えやすく並べた
キーワードが「オサカナスキヤネ」。
組み合わせて食べることで、いっそう効果的に働くのだそうです。
血液の健康は、毎日の食生活がかなめです。
「オサカナスキヤネ」の食材を組み合わせた献立を!
◆オ・・・お茶
血小板の凝集をおさえたり、特に抗酸化力や殺菌力に
優れているのが緑茶。
そのほか、お茶の中でも麦茶は血流改善効果が最も高く、
ウーロン茶は抗酸化作用がある。
いずれも温かいほうが吸収がよいといわれる。
◆サ・・・魚
特に不飽和脂肪酸のIPAを多く含む青背魚は、血液サラサラ効果が高い。
またイカやタコ、貝類などに含まれるタウリンは肝機能を高めて
コレステロール値を下げる働きがある。
いずれも野菜やねぎ類と組み合わせて食べると効果的。
※魚のIPA、DHAをむだなくとるために、魚の油を閉じ込める調理方法、
ムニエルなど。
◆カ・・・海藻
海藻に含まれるぬるぬるとした成分-水溶性食物繊維のアルギン酸が
血流改善に役立つ。
そのほか、新陳代謝を活発にするヨウ素は海藻全般に多く含まれる。
またわかめやのりには抗酸化作用のあるβ-カロテンが多い。
◆ナ・・・納豆
納豆に含まれるナットウキナーゼは、飲みすぎや食べ過ぎの翌日に
なりやすい「血液ザラザラ」の改善力が特に高い。
また、イソフラボンにも血液流動性を良くする働きがあるので、
大豆加工品として、豆乳や豆腐などもおすすめ。
◆ス・・・酢
酸味のもとの一つであるクエン酸は血小板の凝集をおさえる作用ががある。
中でも黒酢には即効性があり、赤血球の変形能力を高めるといわれる。
柑橘類からは抗酸化作用のあるビタミンCも摂取できる。
◆キ・・・きのこ
きのこは全般に血流改善作用が認められている食品。
食物繊維が多いのでコレステロールを低下させる作用がある。
また、多糖類のβ-グルカンを多く含み、免疫機能を高める働きがあるため、
ガン予防の効果も期待できる。
◆ヤ・・・野菜
血糖値や血圧の上昇をおさえる食物繊維のほか、抗酸化ビタミンのβ-カロテンや
ビタミンCが豊富なものが多い。
いずれも“血液さらさら”に効果を発揮するだけでなく、生活習慣病全般の予防に
役立つ。
※カラフル野菜はビタミンC、Eといった抗酸化ビタミンをたっぷり含む優良素材。
血液サラサラには欠かせません、ゴーヤー、赤ピーマンなど。
◆ネ・・・ねぎ類
ツンとした刺激的な香味成分に血栓予防や血流改善の働きがある。
香味成分の一種アリシンを含むのはねぎ、にら、にんにくなど。
その効果は香りの強さに比例するので、繊維を断つような切り方や、加熱よりも
生食がおすすめ。
★オリーブ油で血液サラサラ★
適量のオリーブ油は、悪玉コレステロールを減らす働きがあり、動脈硬化の予防に
役立ちます。
★鶏肉で血管を強くする★
鶏肉の脂肪は皮に集中しているのが特徴です。
皮つきもも肉は皮を除けば、ぐんと低脂肪。
良質たんぱく質をとることができます。
(栄養と料理8月号より)
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